心を高める経営を伸ばすと言われて、23回の世界大会が横浜のパシフィコ横浜国立大ホールで開催されています。昼からの塾生の経営体験発表に4人、その後に歌手三枝万祐さんのコンサートがあり、その次は懇親会です。参加塾生は、アメリカ・ブラジル・中国・台湾・韓国から4,500人を超えて、文字通り世界大会です。
私が入塾した8年前は、京都の国際会議場で行われていました。今では中国からの塾生が多く、ついに京都を出て横浜へ来ています。ここ以上規模の大きな会場は、ありません。あるとすれば東京ドームなどの、球技場です。
次は韓国に、正式な「盛和塾」が発足すると言われています。韓国が発足すると、5千名を超えるのはもうすぐだと思います。ベトナムからの申し出もあるように、聞いています。「京セラフィロソフィー」と「アメーバ経営」は世界のどこでも車の両輪です。
今日は横浜の濵田総一郎氏など、4名の経営体験報告がありました。しんがりは、台湾塾の厳心鏞(げんしんよう)氏でしたが、これには泣かされました。世界大会に、国外から登場した人は、多くの場合金賞をかっさらっていきます。それだけ過酷な環境の中で、経営をやっています。
それに比べれば日本人経営者は、特に創業者社長が後継者に立場を譲り、次の経営が始まっている企業が多くなり、後継者がもがいていますが、やはり日本は成熟しています。経済的には恵まれていて、その中の独りよがりが多いと思います。大勢が稲盛和夫塾長の教えに学べば、平和で安定した世界が持続できます。
毎回こうして世界大会へ出てこられるのも、愛する家族・社員のお陰です。少しだけでも学びを深め、心を高めて経営をのびしたいと心より思っています。世界大会は、明日の夕方までここ横浜みなとみらいパシフィコ横浜で行われます。明日はどんなドラマが待ち受けているか、楽しみです。