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盛和塾第23回世界大会2日目
9時から昨日と同じ席で、熱い話を聞いています。昨日の4人も経営を熱く語り、当然好成績をあげていることからこうして、ソールメイトの前で話が出来るわけです。そして今日の4人も、話しが熱い。涙腺の弱い私は、泣かされてばかりで、ポケットティシュがなくなってしまいました。

熊本塾、㈱中九州クボタ代表取締役西山忠彦氏は、農業用機械・器具の販売・整備をしながら、玄米ペーストでのパン・麺製造による国産米の消費拡大を目論んでいます。発想は実に面白い、美味ければ全国の農家に朗報です。今のパンや麺は、外国産の小麦を95%以上使っています。起死回生の、ヒット作の予感です。

石川塾の㈱光栄代表取締役坂本典昌氏は、建設機械及び輸送機器の板金溶接部品の製造を、千葉県佐倉塾の㈲浩栄代表取締役瀧正之氏は、ゼネコンの請け負いながら、多能工職人を育て創意工夫で高収益をあげています。

中卒の自らを落ちこぼれの「クズ」と言いながら、落ち着いた良い顔していました。まだ37歳です。無限の可能性を秘めています。ぐれていた頃に結婚されたそうですが、奥さんの慧眼が凄いですね。

しんがりは、最高齢64歳、大阪塾の大阪浜美屋ホールディングス代表取締役山本雄吉氏です。米菓子製造・卸小売です。売上高140億円で、この山本さんが第23回世界大会最優秀賞を受賞しました。2位に昨日発表された横浜塾㈱パスポート代表取締役濵田総一郎氏と、台湾塾の厳心鏞氏が選ばれました。

午後からは、「稲盛経営者賞」の表彰がありました。いずれも経常利益率が売上に対して15~20%という、なんとも羨ましい経営者製造部門で12名、非製造部門で12名、稲盛和夫塾長から表彰状とクレサンベールの宝石、塾長との握手が副賞です。

また今回の世界大会で、三森孝浩さんに再開しました。福島豊友会の古いメンバーです。豊友会も、高木利美会長を中心とした経営塾です。盛和塾で言う経営の12カ条のいの一番、「事業の目的意義を明確にする」ための経営指針書づくりに取り組む勉強会でした。

そうそう豊友会と言えば、新潟の渡辺貞子さんから電話がありました。「どこにいますか」と言うことで、指定の場所へ行きました。とにかく4,500人いたら、移動もままなりません。小野瀬あや子さんも、香川の徳武産業十河孝男氏も豊友会でした。

最後は、稲盛和夫塾長の塾長講話です。「盛和塾で何を学か」~フィロソフィーを血肉化する~。同じことを何度聞いても、そのたびに新しい気づきがあるもの。素直に、ポジティヴに聞いて実践する。

人間として経営者として、こうあるべきだと理解して少しでも近づこうとしている人と、漫然と生きている人では、雲泥の差が出るもの。自分自身でも(完全には)出来ていませんが、これから一生涯かけて行くつもりです。

自分が出来ていなくても、こうあるべきだと伝えるべきだ。経営者が、人間として正しい道を指し示し、従業員と共に取り組む。分かったつもりにならず、従業員と共に学のです。

盛和塾でいかに学かは、京セラフィロソフィーと経営の12カ条に書かれています。特に塾長講話で塾長は、3つのステップを示しています。第1ステップは、「必要に一生懸命に働く」、第2ステップは、「社員を説得し惚れさせる言葉を学ぶ」。塾長の言葉を真似る。塾長の言葉が、やがて時間がかかるが自分の言葉になる。

第3ステップ、「損益計算書を使いこなし、フィロソフィーを数字に落とし込む」。企業経営は、飛行機の操縦と同じ。計器を見ながら、操縦桿を動かす。売上が下がれば、経費を削減して利益を出す。

損益計算書の勘定科目の一つ一つを、丁寧に詳細にチェックする。売上最大、経費最小で利益を作る。盛和塾で学ぶ目的の総括では、業績が伸び会社が立派になること。従業員が会社に誇りを持ち、物心両面の幸福を得る。


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| 社長日記 | 09:10 AM | comments (0) | trackback (0) |
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