県大会の第3日、初戦で臨んだ高松商は、8-0の7回コールドゲームで多度津高を圧倒して、まずは新チームでの公式戦緒戦を飾った。高商は、これからが勝負で、長尾健司監督が就任して長尾イズムが浸透してきているが、このチームが初めての純正長尾ファミリーであります。
文字通り2年生中心のチームですが、この夏までのチームにも、半数の2年生がチームで活躍していました。鳴り物入りで監督に就任した長尾健司監督は、私らOBの期待以上の目標を掲げて、現2年生が入学した際に、「古豪復活、甲子園優勝」を掲げていました。
正直なところわれわれOBは、まず甲子園大会出場です。とにかく甲子園へ行くことに、目標を定めています。特に紫雲会大阪支部の総会へ行くと、何が何でも「甲子園へ来てくれ!!」とわれわれ本部役員へ熱いエールを送ってきます。東京支部も、口には出しませんが、思いは同じです。
高商は勿論野球だけではありません。昨今は香川医大の部長先生も、高商OBです。「就職も進学も出来る高商」のフレーズは、これまでも言われていましたが、これからはさらに言われることが多くなると思います。
さてさて多度津戦ですが、竹内君がホームラン1号。三塁打は安西君で、二塁打は4本。盗塁が6、このレベルでは走り放題です。しかし試合が進めば、この数字も鵜呑みには出来ません。失策がなかったのが、幸いです。
ピッチャーの浦君は、6回までを無得点。三振は毎回の7つぐらい。7回救援に入ったピッチャーには正直不安が残りました。小欄に度々掲載しているように、ピッチャーは1人では最後までは勝てません。2~3人の投手の育成が、さらなる高みへの象徴です。
次の高商戦は、22日です。ここで勝って翌日の紫雲会総会へ進みたいものです。高商紫雲会総会は、9月23日午後2時から高松市福岡町「ホテルパールガーデン」で開催予定です。懇親会費は、6,000円です。大勢の参加をお願いします。