本日13時から高松市番町の県福祉会館において、表題の「フォーラム」と「高松冬のまつり30th.式典」と「ありがとうパーティ」が開催されました。小欄でも何度か報告していますが、1987(昭和62)年に始まった高松冬のまつりも、今年開催の第30回をもって修了します。
「子供たちの目の輝きを大切にしたい」というコンセプトで、高松冬のまつりはスタートしました。そして今更というか、今日知ったのですが高松冬のまつりのサブテーマは、「さがそう地球の宝物」だったとか。そして今日その歌が、大勢の子供たちによって披露されました。宝物は、ずばり子供たち。
高松冬のまつりは、「Dream illumination in TAKAMATSU」がチャリティー募金のキャッチフレーズですから、やはり電球の出映えが勝負ですが、高松冬のまつりは決してその数を競ったことは一度もありませんでした。
でも悲しいかな市民は、今年イルミネーションは何個とばかり注目が集まり、各方面からそう言われて、われわれはがっかりしたものでした。単なる綺麗さを求めてイルミネーションを付けるだけなら、神戸のルミナリエのように歩いて通過しておしまいです。さほど滞留時間は、ありません。
高松冬のまつりはあくまでも、「あかりの下で親子の語らいの場を提供する」として、石のステージから本格的ステージまで常にステージがしつらえられて、そのステージの上でたえず誰かが歌い踊っていました。それを素晴らしいとか綺麗とか上手いとか、親子で語らうのです。
足元が土にもかかわらず、多くの車いすも公園へ来ていました。もちろん家族総出で来ています。舞台上の演じ手も、舞台下の聞き手も、真冬の寒い中で心豊かにして帰って行きます。この繰り返しを30年間やり続けたのです。終焉を惜しむ声も多くありますが、もともと民主党政権下で「廃止」が言われたものです。
高松市としても、予算減額等で良くここまでつないだという考え方も成り立ちます。私も立ち上げから関与していますが、25年前の第5回まつりで、普賢岳災害で落ち込んでいる島原第4小学校の子どもらを公園へ連れてきて、点灯式の舞台へ上げたのを昨日のように覚えています。喜んでくれました。
子ども中心といいながら、第30回の点灯式後の高松栗林ライオンズクラブ第1300回例会&高知黒潮ライオンズクラブ第1334回例会を、12月22日(木)19時から「ホテルパールガーデン」で行います。これまで一度でも、高松冬のまつりに関係した人はみんな参加資格があります。
残念ながら参加費の5,000は頂戴しますが、それでも最後を見届けようという方は私か、高松栗林ライオンズクラブ事務局087-887-2699まで事前申し込みをして下さい。ライオンズクラブ関係へは、また別にクラブ毎の案内を送付します。
30年間、たかが30年されど30年。