いよいよ完成竣工の落成式が、9月10日(日)の10時から神社で行われることが正式に決まりました。それに間に合うように、日曜日の今日も工事が進んでいます。そしてその後の11時から、完成見学会が、参加者300名で予定されています。書面での案内は募金者だけですが、その他の参加も歓迎しております。
参加者へは、うどんの振る舞いがあるようです。私も建設委員の一人として、足手まといにならないようについて来ましたが、ここまでは順調に推移しているようで喜んでいます。心配した募金も、氏子の各町内自治会毎に担当者がまわり、1次募集で予定金額を一気に達成しました。正直なところ、少し余裕が出来たのでした。
昨今の高齢化社会において、神社への寄進はなかなか難しいものがあります。自治会全部が神社から離れるという、異常な現状を散見し、理屈では解決しない問題をはらんでいることに改めて気づきます。これまで経験したことがない少子高齢化は、こんなところにも弊害をもたらします。
空き家になって、誰も住んでいないところへ寄進の案内をしても、固定資産税ならまだしも、神社への寄進はほとんど叶いません。そんな中で、予定通りの社務所が建設できることは、奇跡とは言いませんが希有なことだと大変喜んでいます。この社務所問題は落成式で解決しますが、私には同時進行の、平成乙女の像のブロンズ化があります。
平成乙女の像も、作者萬木淳一先生の言う富山の美術鋳造所へ、FRPで出来ている像を送る段取りまでこぎ着けました。こちらの募金も最終段階に入り、正式見積額が出たらタウンとダウンで一踏ん張りしようと実行委員会は考えています。些細な動きですが、大分浸透してきたようです。
私にとっては同じ時期に、2つの寄進募金が舞い込んできましたが、死んだふりも出来ないことはないと思いますが、自らが生きた時に、少しだけ貢献できたという自負が、私の生きた証です。逃げることは、自分の生き方として選択の中にありません。これから先20年生きるとして、小さなことですが、このふたつは私の人生の大きなモニュメントになると思います。有難いことです。