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リニアモーターカーより優れていると言われるハイパーループ
昨日の小欄に、JR東海の葛西名誉会長が旗振り役と聞いている東芝製の「リニアモーターカー」のことを少しだけ書いたのですが、この工事区間をゼネコン6社が談合をして受注したのではないかという疑惑が浮上しています。リニアモーターカーは、未だ浮上しないのにも拘わらず。

「ハイパーループ(英: Hyperloop)」は、アメリカ合衆国の実業家の「イーロン・マスク」が2013年8月に、構想を発表した次世代交通システムとなっているのですが、私は日本人の発想だと聞いています。2016年に、カリフォルニア州の州間高速道路5号線沿いの街にテスト路線を建設し、2018年を目処に旅客輸送を予定している。

サンフランシスコとロサンゼルスを結ぶカリフォルニア高速鉄道の計画(総工費約700億ドル)が、イーロンには建設コストが高過ぎて遅過ぎるうえに実用的でないとの認識があり、自身が経営するスペースX社とテスラ社の従業員からアイデアを募った。

減圧されたチューブ内を高速で列車を運行するという概念は、1970年代にランド研究所の物理学者であるロバート M.サルター (Robert M.Salter)が、ロサンゼルス-ニューヨーク間を21分で輸送するVery High Speed Transit System または VHSTという高速輸送システムを提案していた。

減圧(100Pa程度)されたチューブをガイドとして、チューブ内を空中浮上(非接触)して進むようです。チューブ内の空気を車両前面に搭載したファンで吸い込み、底面から圧縮排出して車体を浮上させる構想。建設を想定している区間はロサンゼルスとサンフランシスコ間(全長610km)で、加速度0.5G程度で加速し、30分で結ぶ。

最高速度は、ナナ何と時速1,220km。建設には、期間が20年以上で全体建設費用見込みは75億ドル(7,100億円)を見込む。安倍晋三内閣総理大臣が訪米した際に、ニューヨークとワシントン間を結ぶリニアモーターカー計画を採用してくれたら、その1次工事費の半分を日本が負担するからとトランプ大統領へ働きかけたと言われている。

安倍晋三内閣総理大臣は、JR東海の葛西名誉会長と昵懇の仲。利害関係もあるのか、リニアモーターカーの海外売り込みに肩入れしている。磁力線を使う複雑なリニアモーターカーが東芝の製品で、これがダメになったら、掘ったトンネルをそのままハイパーループ用に転用したら無駄がなくなる。

ところがそのトンネルの掘削にさえも、問題があるように聞いています。リニアモーターカールート上の山間部に、「天然由来のヒ素」が出るとか。この対策を十分考えていないJR東海の葛西名誉会長らに対して、静岡県知事らが不信感を募らせ、トンネル工事の許可を出していないとか言われています。

時代の経過と共に、高速交通網のありようも変わりつつあります。まずは飛行機ですが、高松空港など濃霧の発生で欠航や空港変更もありますが、これに対する現在の対策は、200億円とも400億円とも言われています。それに対してアメリカでは、自家用機にまで、衛星を使った濃霧着陸装置がもうすでに稼働していると聞きました。

現在の新幹線性能でも私は十分だと思いますが、技術の進歩は絶えずしなければならないことです。それであっても、何がなでも次世代高速交通網をリニアモーターカーでなければならないと考えるのは、少し短絡すぎると思いますが。







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| 社長日記 | 09:44 AM | comments (0) | trackback (0) |
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