3月1日(木)16時から、オークラホテル高松において、標題の幹事会が開催されました。佐藤忠義顧問を来賓にお迎えし、石井淑雄会長ら、各推進協議会会長らが集まって、熱心に討議が進められた。また今日は、幹事会後に、萬代保男四国研修センター所長の退任、そして小野新センター長就任祝いを兼ねています。
議題は、来月4月23日オークラホテル丸亀で開催される「オイスカ春の集い」の件、「オイスカ国会議連50周年記念行事」参加(3/12)の件など、多岐にわたって約100分の会議でした。オイスカは、戦後の発足ですが歴史が古く、全国4つの研修センターで学び母国へ帰っている研修生は、その国の中枢で、日本とその国の架け橋になっています。
3月3日に、平成30年度の研修生入所式があって、私も参加する予定にしていますが、6カ国7名の研修生を受け入れます。インドネシア1名は15ヶ月、ベトナム1名も15ヶ月、フィジー、マレーシア、メキシコ、ミャンマーからは10ヶ月「地域開発コース」で研修をします。メキシコからは、初めての受入になります。
会員増強が叫ばれていて、現在四国支部の会員さんは874名です。石井淑雄会長によれば、「1千名の会員であれば法人個人ざっくりで2.5千万円の会費収入です。これの半分が研修センターでの研修生の滞在費用となる1.25千万円。これがあれば常時研修生10名分のまかないができる。今回のメキシコからの研修生の飛行機代は高額になるため国からの支出だが、その他はすべて研修センターが負担している。どうかみなさん、会員増強にも協力を御願いします」。
この発言に対して、「技能実習生」としての受入をもう少し盛んに会員に喧伝すれば、「流石オイスカの受入研修は他と違う」と再評価され、実習生もこれまでの農業に偏らず、介護の分野からも実習生を求める声も多く寄せられるのではないかとの意見が続いた。このあたりの実態を私は知らないが、オイスカの基本は「日本語で」というポリシーがある。
座学でも、日本語はもとより日本のしきたり、日本の文化等を教えて、現場へ送り出している。入国も現地のオイスカが、厳選して送り出す。そして教育して、現地へ戻し、現地の力として働く。その間に日本での現場作業に精通し、さらに賃金を稼げば独立開業も夢でなくなる。米作り人づくり、そして国づくりがオイスカの理念です。