2018,03,21, Wednesday
今日の毎日新聞の「くらしナビ」欄に、「通勤リュック場面意識を」の記事が掲載されている。65歳になって私も、スーツ姿にリュックで日常生活から旅行も、海外までこれで通している。自分では、非常識(そう思う人もいると思う)までではないが、決して格好いいとは思っていない。しかし、実用的にはこれに勝ものはないとも考えている。
記事によると、IT関連企業に勤める都内の50代の男性は「リュックはパソコンや本、書類、ペットボトルなど重いものが運べ、両手が空くのがいい。普段の通勤は背負いやすいリュック、顧客に会う日は手提げになるスリーウェーと使い分ける」という。確かに都会派は、このリュック、手提げ、ショルダーの3通りに使えるタイプが多い。 また今のブームは、2011年の3.11東日本大震災がきっかけだと、売り場担当者は述べている。以前は、仕事で使うなら四角い形で革製で・・・等の固定観念が私の中にもあって、「コーチー(COACH)やトウミ(TUMI)」を使っていて、今でも捨てられなくて持ってはいるが、重かったり、トウミに至っては金属ファスナーでスーツのズボンがすり切れたりした。ズボンが破れたら、スーツはスーツではなくなり廃棄に。 通勤用リュックを買い求めるのは、20~40代の男性が中心らしい。売れ筋価格は1.5~2万円程度で、13~15インチのノートパソコンが入り、置いたときに自立するもの。黒や濃いグレーなどの単色が中心で、女性には黒や紺のほかカーキやベージュも人気らしい。世代が変われば、価値観も変わる。 一方私のリュックはというと、一太郎などで有名な「ジャストシステム」が、パソコンやタブレット入れに特化したオリジナルリュック。原型から一部改良をしているが、確かにポケットも多くて、折りたたみ傘もペットボトルも収納できる。その分、重くなって手で持つと「何が入ってるの」と聞かれるほど。「金塊です」と答えています。 若者には、スマートフォンや自転車通勤に適しているからとして選ばれているようですが、私はズバリ「安全」のためです。私も手すりを持たなくても有意注意で、まさかの備えはしています。毎日のノルマ8.5千歩歩くためにも、両手が空いているのは「安心」です。 団塊の世代にとっては、スーツ姿でリュックを背負うのは邪道と感じるかもしれない。丁度ズボンの中に、シャツやTシャツを入れる入れないも、洒落者は別として、大きくは年齢層によって変わっていると思う。若者の最近ファッションでは、ジャケットを着ていても、シャツをズボンの中に入れなくて、ひらひらしているのも散見される。流石にスーツとなると、まだこの種を見たことがないが。 クールビズが浸透した団塊ジュニア世代なら、スーツにスニーカー、リュックの軽装は「Yes We Can」かもしれない。しかしリュックスタイルの時は常に背後を意識し、「自分だけが楽で快適」とならないように私も気にしている。特に車両内では、混んでいたら当然スタイルを変えています。 |