2018,04,30, Monday
副題が、「昭和・平成・そして来年迎える新時代にも聴きたい名曲100選」。日本レコード大賞を仕切っているTBSが、昭和から平成の名曲を厳選しています。最近、どこの局かはっきりしませんが、このような企画が多くなっているように思います。確かに地上デジタル放送から、プロ野球の中継と音楽番組から撤退しています。数字が獲れないからです。スポンサーがつかないと言った方が、分かりやすいか。
そんな中でTBSが、名曲100曲を厳選したとして、19時から全国放映しています。否定的なコメントは避けるとして、「昭和」を中心とした構成は、われわれ昭和20年代生まれの叔父さんには、実に懐かしい音曲が続きます。やはり歌は、希望の星と言えると思います。番組では紹介していませんでしたが、吉永小百合さんの歌とか、伊沢八郎のああ上野駅(昭和39年)など、時代を反映した歌が流行ったと思います。 そしてわれわれの「昭和」は、いろいろな傾向があると思いますが、「不倫」「遂げられない仲」を歌った歌(演歌)が多いように感じました。平和なんですね、朝鮮動乱からベトナム戦争、はたまた経済戦争がありながら、日本はやはり「平和」だったから、このような演歌やポップスがもてはやされたのだと思います。「さざんかの宿」は演歌ですが、「あずさ2号」はポップスです。 「歌は世につれ世は人に連れ」と言われますが、求められている「曲」が、歌われてもてはやされるのです。その中で、最後の方で登場した「母に捧げるバラード」、昭和48年海援隊が歌ったそれが、心に滲みました。私の母も熊本出身ですから九州女です。私も馬鹿ですから、都会の私立大学へ4年間やって貰いました。母子家庭で、高校3年間は高松栗林ライオンズクラブから奨学金を頂いていたほどの環境ながら。 母はもう彼岸にわたりましたが、こちらで親孝行が出来なかった分、彼岸でするというのも選択肢ですが、息子とか孫とか、また社員へその一端をお返しする。これも親孝行の一つかなと思っています。この先何年が分かりませんが、私の学びを次の世代へ少しだけでも伝えたい。彼らがそれをうけて、成長してくれたら これほど嬉しいことはないのです。 |