2018,07,29, Sunday
台風12号が、これまでの常識を覆し、日本列島を西進した。こんなコースをたどった台風は見たことない。台風というものは、フィリッピン沖付近で発生し、北進しながら偏西風に乗って日本列島付近から東へと進む。たまに、そのまま北上して中国大陸へ上陸するのもある。それにしても、日本列島を西進するのは初めてではないか。
高速道路を逆走する自動車も、これまであり得なかったのだが、今年は多い。誤ってブレーキとアクセルを踏み間違えたという「うっかりミス」も困るが、高速道路の逆走は確信犯のようで怖い。高速道路と言えば、最近体験したのですが、夜の走行で白線がはっきりしているところは走りやすいが、消えているところは危ない。恐怖を感じる。 西日本豪雨の影響で、JR予讃線は一部バス輸送カ所がある。高速道路も、高知道の上り線は山からの土砂崩落で、道路の一部が崩れている。通行は、一部下り車線を使って支障なく使えるが、完全復旧までには数ヶ月はかかるように思う。四国内でも、大洲市などに象徴されるように場所によっては西日本豪雨の影響がある。 さて台風12号の話しに戻りますが、全国的には28日(土)のイベントが中止もしくは延期になったケースが散見されたが、高松市屋島山上での満月まつりも支障なく実施された。ところが翌29日の行事は、香川県上空通過が29日未明だったために、29日のイベントは一部中止になった。 まれなコースをたどりながら、人的被害が少なかった今回の教訓。自然環境の破壊が確実に、それも世界規模で進んでいる。何ともならないように思うが、何とかしないと地球が崩壊する。どう見てもCO2の削減に取り組まなくてはならない。「エコ社会」、これからはクルマもエコカー、ハイブリッド車も電気自動車に比べたらCO2を排出している。かく申す私も、ガソリンカーに乗っている。 次に乗る他人のクルマは救急車か霊柩車かも知れないが、せめてクルマを使わず、歩くことにするか。でも熱い、台風12号の影響で気温が2~3度下がっただけで、涼しさすら感じた。きれいごとを言っても、こう熱ければ、エアコンと自動車は欠かせないな。弱い自分も、今年はことのほか疲れる。何とか、気力だけでも振り絞りながら。 |