残暑お見舞い申し上げます。言っても仕方ないのですが、暑いですね。高松も全国トップクラスの最高気温38℃で、ニュースでも大きく取り上げられています。埼玉とかは、首都圏のビル群の熱を一気に引き受けて高温になると言われていて、私もそれなりにメカニズムを理解していますが、高松は何の特徴もないところですから、「何で!」。
ここが最高温度38℃と言うのは、何とも分からないと言うほか、言いようがありません。その性もあってか、最近の忘れ物が多くて、我ながらビックリしています。今月に入ってまずは、スーツの左胸に入れている「スケジュール手帳」の紛失です。これは「交番からの連絡」で、気がついたような次第です。言われて胸を触って、「ない」ことに気がつく始末。
次は5日の月曜日、盛和塾徳島市民フォーラムで徳島へ移動した際に、帰宅寸前気がついたら、携帯電話がありません。JR高松駅で団体バスから降車し、コトデンで仏生山駅まで乗車し、そこから歩いています。タクシーに乗りたいのですが、お金がもったいないし、電車の前後は歩くことに決めています。自分ではプチ運動と考えているのです。もっとも優等生ずらしても、こう暑いと、いつまで歩けるか分かりませんが。
帰ってすぐに、自分の携帯番号に電話をしてみました。私は通常マナーモードにして、着信音を消しています。徳島のホテルで、司会者が携帯電話の取得がありましたと叫んでいましたが、確かあの時は次男から電話がかかっていました。明日早朝に徳島まで行くとなれば、随分早い時間に出なければ。
明日朝は、7時から会議が予定されています。それまでに往復しないと、などといろいろ考えながら、出ない電話のコール音を聞き続けていました。「はいはい」何とつながりました。「ありがとうございます。すいません電話の持主ですが、どこにありましたか」、「琴参バスの中です」。
そうか徳島からの団体バスの中か、「いつどこへ頂きに行ったら良いですか」。いろいろ話して、結局丸亀市内にあるバスセンターへ6時頃行くことの約束をしました。そして行ってみたら、バス会社は電話ナビの場所を換えていましたが、どうにか辿り着けました。
携帯電話の紛失は、私のみならず、多くの人が大変困ることです。私も原因を検証してみました。1番は私の不注意ですが、2番目は腰につけたきびだんごならぬ「携帯ホルダー」のマジックテープの損耗です。つまり携帯電話を入れた時に、蓋をしてその先をマジックテープで抑えるあれです。
何かの弾みで携帯電話が浮き出た時に、これまでであればマジックテープの力が強くて、押し出る力を抑えていましたが、これが開いたのです。マジックテープが弱っていることは、既に自覚していました。加えてケースの周りも色が禿げて、そこを黒マジックで塗って、騙し騙し使っていました。
新品ケースへの交換は、お金もさることながら、現品がないのです。私のようなガラパゴス携帯電話を使っているユーザーは、もうかなり少なくなっています。私も1ヶ月間スマートフォーンを使ってみましたが、やはりもとのこの携帯電話に戻しました。どうしても私にスマフォーは、使いにくいのです。
この紛失事件以来、業界一番店のヤマダデンキへもケースを探しに行きました。どこにもなくて、オーダーすることを考えていた矢先、今の「携帯ホルダー」を買い求めた家電量販店エディオンへ行ってみました。なくて当たり前、腹も立ちません。するとあったのです、一つだけ残っていました。
そして今日、冷やかしに立ち寄ってみました。何と2つも入荷されていました。やはり需要はあるのですね。良かったと思いながら、もう一つ買い求めました。760円です。恐らく次の携帯電話も、ガラパゴス携帯電話になります。念のためにもう一つ買い求め、予備を確保した余裕で、この恥を書いています。