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香川県男女共同参画推進講演会
サンポートホール高松第2小ホールにおいて、講演会が開催されています。「じんけんフェスタ2013」の一つとして企画されています。大規模なフェスタとなっているようです。最近の流行語と言ったら叱られそうですが、「人権」と銘打てば人が集まるように感じています。

更にありていに申せば、自主的判断で参加している人、そうでない人も国県市民間を挙げて取り組んでいます。しかしこれも稲盛和夫塾長の言われるように、素直に前向きにポジティブに考えれば、なかなか興味深いものがあります。「興味」と言うより、「意味」といった方が良いのかも知れません。

盛和塾の塾生の一人が、ある席で「意味実現」という言葉を言い始めています。原点は「自己実現」です。自己実現理論(じこじつげんりろん)とは、アメリカ合衆国の心理学者・アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものである。また、これは、「マズローの欲求段階説」とも称される。

マズローは、人間の基本的欲求を低次から述べると、以下の通りであるとしている。①生理的欲求(Physiological needs)②安全の欲求(Safety needs)③所属と愛の欲求(Social needs / Love and belonging)④承認(尊重・社会的)の欲求(Esteem)⑤自己実現の欲求(Self-actualization)

①から④の4つの欲求がすべて満たされたとしても、人は自分に適していることをしていない限り、すぐに新しい不満が生じて落ち着かなくなってくる。それを完璧にするのが、自分の持つ能力や可能性を最大限発揮し、具現化して自分がなりえるものにならなければならないという欲求。これが自己実現です。ウィキペディアフリー百科事典より。

塾生は、この自己実現は個人の欲求としては最高位だが、それが完成したとしても、それは所詮自己満足、利己の世界である。一方「意味実現は」、利他の世界での最高位であり、自己≦意味と捉えて追求しています。これを聞いてから、私もこれまで⑩自己実現と書いていたのを⑩意味実現に替えました。

話しが随分跳びましたが、講習会のまず一部で、「女性の活躍推進に向けて」内閣府男女共同参画推進課長・小林洋子さんの基調講演です。官僚らしいデーター分析に終始しています。まず現状認識から入ります。世界各国における男女格差を測るジェンダーギャップ指数では、日本は136カ国中105位と遅れています。

一番ひどいのは政治分野における女性割合や、女性管理職の割合の低さが大きく影響しています。そう言われれば、議員さんの数では圧倒的に男性が多いですね。女性だから優れているとか劣っているというのではないですが、人口の半分以上が女性ですから、女性議員が半分いても不思議はありません。管理職も同じことが言えます。

データーですから、ワークライフバランスに取り組む企業の方が業績が良い傾向が見られるとか、女性の活躍躍進が進む企業は経営指標が良く、株式市場での評価も高まると、経済産業省の資料も取り入れて説明しています。

次は4人の事例発表でした。一人7分程度の短い時間でしたが、それぞれ香川県で活躍する女性がその活動を発表していました。ここまでで1時間半です。進行も飽きさせない、よく考えられた構成になっています。

そして第2部は、香川大学生3年生男女を含めた6名のパネリストに、コーディネーターが井原理代先生です。井原理代香川大学名誉教授は本当に久しぶりです。一番の興味は、藤岡実佐子帝國製薬㈱代表取締役でした。村山昇作社長の跡を受けた創業者筋のお孫さんです。はじめて、一方通行ですがお目にかかりました。

これらの意見を聞きながら、またアンケートを書きながら、私は思わずペンを落としそうなショックを感じました。女性の活躍促進に向けて、企業の自主的な取組を後押ししていくことが不可欠と、安倍晋三首相は経済界に要請しています。

2020年30%「20、20、30と呼ぶ」の政府目標の達成に向けて、全上場企業において積極的に役員・管理職に女性を登用する。女性が働き続けられるようにするには、企業の自主的な取組を後押ししていくことは不可欠。子どもが3歳になるまで、育児休業や短時間勤務を取得したい男女が取得しやすいように現場環境を整備する。

小林洋子課長 title=

リコージャパン服部真子 title=

井上敬子さん title=

育児休業も3ヶ月程度の短期間で復帰するなら、これは弊社でも可能ではないか。私はこれまでも女性の採用には熱心でした。この考えは、次の社長候補も同じようで、来春入社の3人は共に女子大生です。

それでも私は、3年で宅地建物取引主任者資格を取得し、再就職の際には必ず戻っておいでと言い続けています。しかし帰って来た乙女はまだいません。つまり強く意識をするものではありませんでしたが、「退社を前提」として考えているのです。「子どもが可愛そう」だから、親の愛情たっぷりで10年間3人の子育てと言い続けています。

しかし退職しない方法があるとなると、これは再考をしないと。結婚して旦那様の転勤で仕方なく退社というのは、これはこれまでのように防ぎようがないかと諦めますが、家事・育児のことであれば、パネリストが言っていたように「インターネット」やEメールなどの「飛び道具」もある時代であります。何とか会社に残れる方法の模索の機会になりました。良いことを聞きました。



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| 社長日記 | 08:24 AM | comments (0) | trackback (0) |
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