■カレンダー■
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
<<前月 2024年05月 次月>>
■お問い合わせは■
松野不動産電話番号:087-888-0011
■過去ログ■
社長日記過去ログ
■メニュー■
松野不動産ホームページ
■管理者■
ADMIN ID:
ADMIN PW:
■新着記事■
■カテゴリー■
■月別アーカイブ■
■リンク■
■その他■
■来訪数■
合計: 2340592
今日: 103
昨日: 1902
 

熊本での葬儀告別式
私の母校は、文化人類学に祖父江教授がいて、私も教養課程で受講したことがあります。全国各地、はたまた世界の習慣など、祭事や冠婚葬祭などを通じて、地方文化の広がりを検証しています。その位、習慣というか風習は違うものです。

ここでの葬式も、私の常識からはかけ離れています。14時葬儀告別式と聞いて、午前中はゆっくり出来るとも思いきや、何と8時集合です。会館へ集合して、ご遺体に花などを入れてお別れをします。それから、熊本市営斎場へ霊柩車とバスが移動します。そうなんですよ、先に火葬にして遺骨を持ち帰り、葬儀項別式になります。

会館から斎場まで、1時間かかります。骨揚げを終えて会館へ帰って、丁度正午になりました。「おとき」を頂きます。昨晩の通夜の席でも、美味しい食事を頂きました。「おとき」は故人との最後の食事だそうです。精進料理ですが、私の好きなこんにゃくなど煮物が中心で、毎日これを食していると、高血圧も改善するか?

14時から告別式です。昨日の有難い読経は、浄土真宗本願寺派宗傳寺さんでした。私と杉本美治さんが、弔辞を述べました。昨日の遺族代表挨拶私は大泣き、今日の弔辞は中泣きで終わりました。来賓もそう多くはありません。2人の弔辞を入れても丁度良い時間になりました。

その後散会となり、親族は精進あげの料理を頂きます。ここでは、食べることは当然のようによく食べますが、あわせてよく呑むのに驚きました。葬儀場でも一升瓶を回しのみ、おときの時も一合とっくりがついています。最後の精進あげも、当然のようにビール日本酒焼酎が出てきます。

熊本がこれほど呑むのであれば、ここから南の鹿児島あたりはどうなるのかな。やはり日本は広い。熊本人の心も大きいです。呑んで食べて、自宅の仏壇にお参りして、それから商品の骨董を眺めながら、なんだかんだの思い出話を7人で遅くまでしていました。

恵美子おばさんによると、「美術のひらい」(紀元さんの個人商店名ですが、骨董と名乗らないのが偉い)で10数万円で買った壺をお客さんがなんでも鑑定団に出したとか。40数万円の鑑定評価に、そのお客さんはたいそう喜んだそうです。紀元おじさんは、骨董の目利きでもあったのです。良いおくりが出来ました。ありがとうございました。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=2521 |
| 社長日記 | 09:28 AM | comments (0) | trackback (0) |
PAGE TOP ↑