2014,03,20, Thursday
確か羽田空港だったと思います。天候調査を条件に、高松空港へ着陸できない時には、羽田へ引き返す条件付のフライト。私はこのケースに何とか遭遇しましたが、全戦全勝です。一度も高松空港へ降りなかったことは、ありません。しかし念のために、本を買い込んで搭乗したのですが、その際に衝動的に手にしたものだと思います。
著者はプロサッカー選手の、「川島永嗣」さんです。彼は現在、「スタンダール・リエージュ」でプレーしています。ご存知のように彼は、キーパーです。そのため選手とのコミュニケーションが欠かせません。 そんな環境も手伝ってか、川島永嗣さんは、英語・イタリア語・ポルトガル語・スペイン語・オランダ語・フランス語をしゃべるように努力したと書いてあります。ラテン系の言葉は、似たところがあって横横へ比較的抵抗が少なく修得が進むと言っています。しかし、オランダ語とフランス語は難儀したとも書いています。 幸か不幸か私は、日本国内の不動産を何とか動かして、その仲介で収益を得ようとしていて、海外へビジネスのために行くという立場にはありません。海外へ羽ばたく不動産デベロッパーもいますが、私の目指すところではありません。そういう言い訳も手伝って、還暦を過ぎた今でも、日本語以外は理解できません。 それでも最近は、川島永嗣さんも書いているように、いろいろな場面で英語が必要になると感じています。身近なところでは、外国人相手の例えば「建物賃貸借契約」であったりします。髙松にいてさえ、瀬戸内国際芸術祭2013や第3回高松国際ピアノコンクールなどで、外国人が多くなりました。 もともと知りたがり屋ですから、高松へ来ている人らに、困っていることはないかと声がけがしたいのですが、恥ずかしながらしゃべれないのです。過ぎたことはもう仕方がないので、これからの生活の中で、何とか出来ないものかと焦っています。 極めつけは、昨年11月バリー・J・パーマーライオンズクラブ国際会長が広島へ公式訪問のために来られたのですが、このような時に、何とか最小限の自分の考えを自分の言葉で伝えられないかと、非常に歯がゆい思いをしました。 せめて英語と韓国語と中国語が分かるように、もちろん日常会話のレベルで良いのですが、コミュニケーションをしてみたいと考えています。また懲りもせず、スピードラーニングも再開しました。単語集も買い込んで、ウォークマンに入れて持ち歩いています。電子辞書もあります。 川島永嗣さんは本の中で、「よくどうやったらしゃべれるようになるのか、どうやったら勉強を続けることが出来るのか、聞かれます。その度に、10分でも15分でも良いから、とにかく時間をとって語学に触れることが大切、と答えます」。と書いています。 また「よく、どうしてそんなに多くの語学を同時に学べるのかと聞かれますが、むしろ並行して勉強するからこそ、より効果的に修得できるのだとも書いています。 そして彼も日本人です。日本人の悪いところにも的確に触れています。 よく日本人が外国人に言われることとして、「日本人はすぐ笑ってごまかす」というのがあると思います。これは話の内容を理解できていないのに、つい笑って返してしまうことが多いからだろうと思います。 理解できていないのに分かったフリをするほうが、よほど相手に失礼ではないでしょうか。わからないから、別の言い方をして欲しい、わかるように話して欲しい、と伝えることは、コミュニケーションを一歩前に進めるために必要なことだと思います。 まさにご指摘の通りです。私が発憤したきっかけとなったバリー・J・パーマー国際会長との接触についてご存じない方は、下のクリックを押してみて下さい。 バリー・J・パーマー国際会長が広島へ公式訪問 |