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赤福社長息子から母親へ交代
三重県伊勢市の餅菓子「赤福」の浜田典保社長(51)が、親に解任された格好になりますか、23日に開いた臨時株主総会後の取締役会で決まったようです。何をやっているのかと、他人事ですが、私もよく似た立場です。後継者に家業(失礼企業)を譲るのに、文句をつけてはなりません。

正直なところ親の立場からしたら、言いたいことは山ほどあります。しかしそれとても、突き詰めれば昔からのやり方で、極端な例では2007年10月に大騒ぎになった製造年月日の偽装表示にもつながります。万事がこれとは言いませんが、昔からのやり方が世間一般の常識として通じなくなっているのは事実です。

その世間からの目を、息子の浜田典保社長に指摘されて腹を立てても、それは父母あんたらが悪い。腹が立つなら、M&Aで売り払うことですね。そしてそのお金を恐らく使い切れないだろうから、棺桶の中に入れて天国まで持っていくしかないですね。

一方浜田典保社長(51)も、甘いと言われても仕方がないです。恐らく株式会社で、両親が全株式の8~9割は持っているのでしょうね。半分を下ることはあり得ない。社長交代から、5~6年経っているのですから、株式の譲渡は徐々にしないとまずかったですね。

税金面での配慮もいります。売上が下がって、一時赤字にもなったと思います。その時にコンサルタントがアドバイスして、それに耳を傾けていたら、こんな醜態をさらすことはなかったと思います。大阪には今仲清税理士や坪多晶子税理士など、優秀なコンサルタントがいます。

自分たちの欲と、体力を秤にかけて、77歳で頑張るのは良いですが、息子と張り合ってはいけません。中に入って言って聞かせる常識人はいないものですか。伊勢神宮は、遷宮式もあって参拝客も殺到して「赤福」も景気が良くなっていると思います。いまこの時期に逆噴射したら、赤福は潰れます。

いいから譲るという考え方には、なれないものでしょうか。弊社のように零細企業でも、息子が継いでくれるというので、今期末で勇退を決めています。欲は成長のエネルギーにしないと、恨みのはんねんちにしてはいけません。すいません人生の先輩に偉そうなことを申しました。お伊勢さんに免じて・・・


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| 社長日記 | 05:40 AM | comments (0) | trackback (0) |
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