本日は豪腕台風8号が東京へ接近していると言いながら、やはり大都会東京です。会議は早く終わりますが、参加者は北は北海道から南は博多までここへ参集しています。東京人は、日本全国の話題と少しかけ離れたところにフォーカスしているように思われます。
だからと言って、駄目だというのではありません。むしろ東京は、あらゆる問題を内在し、それをある程度消化し、カスを出すことが出来ています。東京へは、全国(最近は全世界)から生まれた情報が、ここ東京へ集まって、東京から全国の各地へ出ています。それも均一ではなくて、求めるところにでています。
本日は昨年と一昨年の2年間、国土交通省の「中古不動産流通市場の活性化に関する調査検討業務」で全国14ヶ所で立ち上がった「業者間連携による新たなビジネスモデル等に関する調査・検討業務実施者」の同窓会でした。
私は質問で、「勘違いだと思いますが、新年度の予算化はどうなっていますか」と間接的に聞きましたが、答えは、平成26年度の国土交通省からの予算はこの事業連携にはつかないと言うことでした。
私はこれまでの2年間、中古住宅の流通活性化は、これまで見えなかった建物の内部例えば天井裏とか床下、しろありの有無とか、買手がもっとも知りたい情報を提供出来てなかったことを反省し、それらを見える化する手段、インスペクション等を構築しました。これからがそのシステムの普及時期です。
恥ずかしながら今日まで、私はこの事実を知らなかった。今年は、中古住宅流通促進策に国土交通省からの予算は付きません。であるならば、ご大層に次年度は公益財団法人不働産流通近代化センターが主管しますと言うなかれ。私は昨年の半分、少なくても14協議会に各200万円程度の予算はつくと考えていました。
要するにこれまでやれやれとけしかけた国土交通省は、馬鹿者を2階へ上げて、はしごを外したのです。今年はこれまで整った制度やり方を、自分たちの努力と費用で拡大しなさいと言うわけです。そのための費用は、すべて協議会が捻出して、東京での勉強会へ来なさいというのです。2口目には、財務省からの予算は単年度だと逃げを言う。
これだと私は、四国中古住宅流通促進事業協議会(略称四国連携)でのオオカミ少年です。出来る出来ると言いながらその実は、何の手立てもないのです。したたか国土交通省の仕掛けです。その言い訳のためか、国土交通省の担当がほとんど変わりました。定期人事だから仕方ないと思いますが、孤児ハッチはどこへ行ったら良いのでしょうか。