12月2日公布、12月14日が投開票と決まった衆議院議員選挙ですが、本日香川県第一区から立候補予定の、平井たくや(自民党公認)さんの緊急集会に呼ばれました。企業・団体の代表者へ訴えるものですが、陣営はすでに臨戦態勢に入っています。経営者や忘年会関係の仕事をしている人には、迷惑な話です。
陣営の取り巻きも優れています。山本啓一さん岩﨑一雄会長、平木享県連幹事長、それぞれの話しも候補と同じレベルほど優れています。特に岩﨑会長の話しは、深いものがありました。言われるように一区は、インテリ層の市民が集まるところです。情やなさけやしがらみのその他区とは、明らかに違います。
私などは企業人と自称しながら、選挙にはさほど熱心ではありません。それでも年と共に、人並みの応援をするようになりました。選挙権を得てから棄権はありませんが、若い頃は川崎市に住んでいたこともあり、共産党にばかり投票していました。
しかし最近は、自分の考えが保守自民党寄りになっているのは自覚するところですが、過去には二大政党のやりとりに期待した頃もありました。しかしいろいろな角度からの識者の意見を聞くにつれ、3年半の民主党政権の「不慣れな政治」が今の日本の失速につながっていると思います。
かと言って、自民党が万能とも思っていませんが、民主党が今いち、その他野党の第三勢力がどうにも結集できない。離散を繰り返す野党には、腹立たしくも感じます。「民主主義はコストが掛かる」と言われますが、ここは自民党に託すしかないという心境です。
と言うのも、平井たくやさんの人格見識は飛び抜けて秀でています。しかし日本の政治は政党政治です。所属する自民党のふがいなさに、彼の能力行動に封印がされることもあります。今日の席でも話が出ていましたが、香川県二区の玉木雄一郎氏も惜しまれながら民主党候補です。
今度の選挙で自民党は、小選挙区で落ちたら比例で拾われることがなくなるそうです。過去には平井たくやさんの戦いでも、民主党議員に敗れて比例区で当選もありました。しかし仕組みは良く理解できませんが、とにかく比例復活はないのだそうです。
私は比例区制度を止めて、一層のこと中選挙区制度に戻せば良いと思うことがあります。争って一つだけを選択する、それはイスラム教の世界と同じです。選挙は争いながらも、節度が必要です。戦争ではありません。それは候補者が人間だから。小選挙区で得すると考えた政党も、さほど得してないみたいですが。