年明けうどんは、年末の年越しうどんに対して、年始にうどんを食べる習慣を全国に広めようと「さぬきうどん振興協議会」が2008年に提唱して始まったものです。讃岐うどんの聖地でも、やはり年末は年越し蕎麦を食べます。蕎麦と言っても田舎蕎麦で、関東の蕎麦とは少し違います。
白いうどんに、赤い一品をあしらい、紅白の縁起物で年始を祝う一杯が「年明けうどん」です。会場のサンメッセかがわの大ホールには、「稲庭うどん(秋田)」、「きしめん(あいち)」をはじめ地元の讃岐うどんを販売するブースが21用意されています。北は北海道から、沖縄は「沖縄そば」ですが、南まであります。
これにラーメンが加われば、日本の麺文化のほとんどが分かるくらい、この会場は盛り上がっています。家族連れが中心で、どのようにカウントするのか分かりませんが、入場者数1万7000人と報道されていました。入場は無料です。
まず並んで、当日券を購入します。うどんの料金は、ブースごとに違いますが、当日券は、100円券10枚の1000円券と、別の当日券売り場では、そのブースのうどん価格例えば600円とか100円でのばら売りもありました。
私は秋田県稲庭うどんを目指しました。500円ですから、100円券を5枚買い求めて、次ぎに稲庭うどんのブースに並びます。時間は昼前の11時半ですが、大勢の人が並んでいます。それでもうどんは、早い美味い安いの3拍子ですから、待つ時間も気になりません。
それでももう一杯食べようと、当日券売り場で並ぶ気にはなれません。恐らく量も多くはないと思いますが、これ一杯で帰ります。出てきたうどんは、発泡スチロール製のどんぶりにほどよく入っています。しかし思ったより、細いです。
さぬきうどんにも、太い麺細い麺があるように、この稲庭うどんは細麺です。稲庭うどんは、銀座6丁目でしたか、故植本義明会長が良く連れて行って下さいました。ここのうどんは、美味かったです。締めのうどんでした。
懐かしさも手伝って今日の稲庭うどんでした。遠隔地での提供ですから割り引いて、稲庭うどんは80点かな。全国年明けうどん大会2014inさぬきは、明日14日(日)の10時から午後4時まで開催されています。サンメッセ香川です。駐車場は心配ありません。