2015,03,14, Saturday
1月2月とやってきた、LEC主催の宅地建物取引主任者登録実務研修の3月版です。今年はこれが、最後だと言うことです。流石に受講生も15名と、少なくなりました。驚くことに本日の受講生も、宅建業界に身を置くものは1名で、建設業界から2人、その他の業界から来ている人が多くいます。
ほとんどが昨年10月の試験に合格した者のようですが、1人は20数年前の合格者だと、自ら語っていました。合格の記録は取り消されることなく死ぬまで永遠に残り、後に「登録」をして次が「宅地建物取引主任者証」の発行へと続きます。 従って合格はしたものの、たちまち宅地建物取引主任者証が必要で無い合格者は、そのままにしている者もいるわけです。当然働く業界が違うもので、宅建業務の経験はなく、登録及び発行の条件と規定されているため、仕方なくこの登録実務研修へ来ているのです。 同じ教材で3度目だと、大分慣れました。しかし聞いている方ははじめてですから、新鮮なのかも知れません。よく聞いてくれています。読むのは順番に当たります。講師からの質問も飛びます。最後の終了試験のことを考慮しても、寝かせるわけにはいきません。 4月からの資格名称変更を1つののろしとして、この業界も大きく変わろうとしています。何度も言っていますが、この業界は老若男女が長く働けます。老いも若きも、老いれば相続や事業承継の相談窓口、若い人はアパートやマンションの斡旋業務とか、それぞれが、棲み分けできる業務が山積しています。 また飲食やコンビニの従業員と同じように、不動産業務に外国人労働者も適しています。もっともこちらは大勢が出来るという仕事ではありませんが、日本語が堪能で、ごくまれではありますが、適所という外国人もいます。弊社もそのような中国人が在席しています。 無限の可能性を持つこの業界へ、また多くの優秀な人材の養成がここでも行われています。死ぬ前までに、少しはマシな人間になって往生するという稲盛和夫塾長の考えにも、大きな影響を受けています。 |