早く就寝したもので、4時半頃目覚めました。連日の霧を心配しながら、外を眺めます。見えています。街頭が向こう3つ、見えています。JAL髙松支店の言うように、今日の霧はないようです。安心して、もう少し寝ます。
かみさんの、けたたましい声で飛び起きました。6時が過ぎています。「携帯メールが鳴っていた」というので、開けてみました。何と「天候調査中」という内容のメールです。確かに外は、深い霧が出ています。明らかに天候が変わっています。
慌てて支度をして、1便搭乗を目指します。どうにか、格安チケットですが、天候調査中を理由として無料交換して貰います。搭乗が始まっていました。どうにかJAL1402便に滑り込みます。ひとまず安心と、水を貰いました。実に美味い水でした。
ところが滑走路へ入る手前で、1402便は止まりました。機長から、滑走路の先端が見えないから、見えるまで待機するというアナウンスがありました。しかしそれからわずか10分ほどで、機窓から何も見えなくなりました。果たして1402便は、駐機場へ引き返しました。
この滑走路手前から引き返すという経験は、2度目です。ドアーが開いたというので、大勢が携帯連絡を始めました。私は、迷わず降りました。リムジンバスもありません。仕方なくタクシーでJR高松駅へ急ぎます。丁度通勤通学の時間帯と重なり、気分はイライラですが、運転手さんとの経済情報会話に気が紛れます。
元住友生命という運転手さんは、物知りです。彼の話は面白いですね。有難いことに、タクシーは高松駅に到着し、取り敢えず次のマリンライナー号から山陽新幹線を乗り継いで東京へ急ぎます。
標題のように、全国17の協議会メンバーが東京丸の内に集い、今年1年間の成果発表会です。私も追い立てられて、成果らしい成果も得られず、本当は行きたくないのですが、ある意味単年会計ですが、都合3年間の集大成でもあります。10分間ですが、拙い発表と感謝を述べようと新幹線で上京しました。
相棒の、住まい教育推進協会事務局長川上幸生さんはもう来ていました。松山空港も天候調査中だったはずです。氏曰く、「松山空港は風が強くて、すぐ晴れる」。何と私は、海辺の空港が霧が深いと信じていました。一概には言えないと思いますが、松山空港に限っては、高松空港より霧のダメージが少ないようです。
当然遅刻して会場入りですが、自分の持ち時間が後半だったことも手伝って、どうにか与えられた任務を果たすことが出来ました。問題は帰りです。この数日の高松空港周辺の天候から、「天候調査」が入れば、新幹線にします。今日も6:23分のメールでしたから、これがあれば迷わず品川からの新幹線にします。
明日は午後から、公益社団法人香川県宅地建物取引業協会の入会審査会・理事会が予定されています。新幹線なら、早めの判断が求められます。高松は日本一安全安心な町だと考えていますが、「渇水」と「霧」という災害がありました。