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田中角栄100の言葉
ある事業所からの社内報で、「田中角栄100の言葉」が紹介されていました。別冊宝島編集部編で、今年2月の第1刷発行となっています。久しぶりの「角栄さん」で、興味を持って読んでみました。字が大きくて、字数が少ないので30分もあれば完読です。

角栄の言葉89「政治家の難関」では、「政治家というものは、資質や能力と関係のないところで難関にぶつかることもある。政治の世界はのし上がろうとすれば足を引っ張られる世界なんだ。」角栄さんのみならず、市会町会議員でさえも、このように感じている人は多いと思います。

政治の世界特に選挙の場面では、多くの支持を得て当選をするのですが、恨みを買うことも多いと思います。特に今の小選挙区制度では、1選挙区から一人の当選者しか出ません。首長はそれでも仕方ないのですが、議員は多数当選がいいのです。

当然の如く2位3位の候補者は、臍をかむ思いが恨みに繋がります。しかし民主主義に選挙は、当然の義務で有り権利でもあるわけです。なくすことは出来ませんが、工夫をし私は昔のような中選挙区制にしたら良いと思います。

私の考えは現役政治家には、「甘い」とお思いでしょうが、この恨みは、候補者のみならず支援者にも残るのです。角栄さんの言葉にもありますが、「男は飲ませて握らせればすぐ転ぶ。女は1度これと決めれば動かない。候補者の周りに女が群がれば間違いなく勝つ」、女は信念で選挙をするから恨みも少ない。

ある意味角栄さんは、自民党内にうごめく難関には見事打ち勝ったのですが、アメリカからの攻撃に負けたと私は信じています。アメリカが引き金を引いたのは、日中国交正常化(1972年9月)をアメリカに先駆けてやったことが原因だと思います。ニクソン大統領らの逆鱗に触れたわけです。

角栄の言葉92「トドメを刺さない」で角栄さんは、「相手が立てなくなるまでやっつければ、敵方の遺恨は去らない。徹底的に論破してしまっては相手が救われない。土俵際には追い詰めるが、土俵の外に追い出す必要はない。」というのも意味が深いですね。

角栄の言葉50「運と努力」では人生訓が述べられています。「人の一生はやはり運だと思う。実力があっても駄目ものは駄目。努力と根性、勉強、こういったものが運をとらえるきっかけになる。」しかし次のように、「勤労」の大切さにも言及しています。

角栄の言葉21「勤労を知らない不幸」では、「勤労ということを知らないで育った人は不幸だと思います。本当に勤労をしながら育った人は人生に対する思いやりもあるし、人生を素直に見つめる目も出てくるわけであります。」

角栄の言葉64「地球の彫刻家」は角栄さんらしい剛胆な言葉です。「少年時代、新潟で現場仕事をしていたとき、あるじいさんがこんな話をした。土方は一番でっかい芸術家だ。パナマ運河で太平洋と大西洋をつなぐのも土方。土方は地球の彫刻家だ。

私が中学校の英語の授業で覚えている話し、勿論英語で書かれた文章は覚えていませんが。教会の建設現場へ通りかかった人が、「あなたは何をしているか?」、それに答えて、「見たら分かるだろう穴を掘っている。馬鹿なことを聞くな!」と答える人。

それに対して同じ質問に、「ここに街一番の教会を作り、市民のつどいの館にするための大切な基礎を私は作っている」。この労働者は、後にこの街の市長になったとさ。

角栄の言葉100「戦争を知らない世代」が百選の最後ですが、「戦争を知っている世代が社会の中核にある間はいいが、戦争を知らない世代ばかりになると日本は怖いことになる。安倍晋三首相の主張する「集団的自衛権」も危ないですね。


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| 社長日記 | 10:05 AM | comments (0) | trackback (0) |
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