いろいろな行事が入っていますが、地元開催のこの2つは外せない総会です。別に私がいたからとて、もめ事を収める貢献するというレベルの総会ではなくて、これまでの事業報告、次年度の計画を聞くための総会です。
私は全国を相手(世界とはまだなっていない)にしていると勘違いをしていますが、地元の総会が一番大切です。そう考えています。何をおいても、お膝元の総会には出ようと考えています。しかし必ずしも、皆出席ではありません。実に恥ずかしい。
今日の仏生山商工振興会総会の資料も説明も、実に良く出来ています。恐らく、事務局の十河寛敬氏が作っているのだと思います。ところが、その十河寛敬氏さんの姿がありません。代役の香川さんが、盛んに汗をかいています。十河寛敬氏さんの身内に、不幸があったとか。
2つの総会資料を拝見し、私もその中の役員としての立場もありますが、私は今、「特定非営利活動法人仏生山魂再開発フォーラム」の申請をしています。NPO法人ですから、市民と行政の間を取り持つ機能が求められることは自覚しています。
昨日の仲良し会(失礼な言い方で申し訳ありません)の資料も今日の資料も、高松市からの補助金とか、そんな項目が特に目につきます。これはこれで良いと私は思います。求められているスペックのパフォーマンスとして、これは十分なものです。そのための存在が求められる、この2つの会です。
これに対して私が組織しようとしている活動の根本は、自らが稼ぐのです。収入は、会費収入と寄付金収入とNPO法人の稼ぎの3本です。先の2つの組織は、これまでの仏生山町を活性化する立場の役割は十二分に果たしてきました。
しかしこれから先、市からの交付金がいつまで続きますか。同じような心配が、各組織で山積しています。それなら一層のこと、自分達で稼げば補助金の枯渇と共に崩壊いう心配はなくなります。私はNPO法人は、稼ぐ仕組みが一番大事だと思っています。
崇高な理念の元、挫折するNPO法人は、「NPOリーダーと企業管理職達に贈る悪党的思考のすすめ」と題した田中尚輝氏の本を読んでもらいたい。NPO法人の理事長は、悪党になれというのです。これは面白い本です。
この本については、別の機会に報告しますが、今の「まち」の組織はほとんどが仲良し会で、行政からの「頂き物」を収入の多くとしています。何度も申しますが、これはこれで良いのです。求められるスペック(実態)と、結果が一緒なのですから。
しかし私のような「馬鹿者」は、次の50年100年存続する組織化を狙っています。自らが稼ぎ、自らの意志で消費する予算書が理想です。これだと高松市が崩壊しても、まちづくりのNPO法人は残れます。