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古文書解読講座入門編から応用編へ
ふとしたことから、香川県立文書館で、古文書を勉強する講座があることを目にしました。たまに行く、県立図書館でのポスターです。しかしそれは、ポスターという立派なものではなくて、ワープロ一白黒1枚の張り紙でした。週末の昼から2時間と言うので、入門編に申込をしました。

結果的に開催された6月3回の講座は、皆出席でしたが、理解度はあまり進みませんでした。忙しいのに、自分でもよく行くなと感心します。講師も吉沢なおきさん、男性です。生徒も100人近くいますが、私より若い人は少ないのです。

しかし入門編の3回を終えて、応用編へ進んだところを自己分析すると、嫌いではないのですね。新しい応用編の講師は、女性です。それだからではないのでしょうが、何だか琴線に触れるものを感じます。日本語なのに全く読めない、ましてや書けません。しかしそれが少しずつ、ほぐれていきます。

外国語もこれからは必要ですが、古文書を解読して歴史の面白さを再確認するというのも、面白いもののようです。作家杉浦日向子さんは、江戸時代の風俗や食べ物から衣装など、文化人類学的「江戸塾」を書いています。残念ながら10年前に46歳の若さでなくなりました。彼女の文章は、面白いですね。

身近な庶民の生活ぶりを書いてある古文書も、骨董的価値はないかも知れませんが、読めたらそしてだいたいの意味が分かれば、それは一層の励みになると思います。知らないものを知る楽しみが、学問の元です。還暦を過ぎて、それに気づいています。もっとも、少し遅いようにも思いますが。

本日は、応用編の第1回目でした。そろそろ「くずし字辞典」もいるかなと、感じ始めています。東日本大震災からこっち、筆で書くように心がけています。とても「くずし字」では書けません。第一現代人は、くずし字は読めません。最近は、実に色々なことをやりたがっています。いよいよ棺桶片足か。

古文書の特徴と難しさを聞いて、なるほどと合点しました。書き人にとって、早く書けて書きやすいのがくずし字だそうです。つまり読む人より、書く人中心の構成になっているというのです。なるほどそうか。また省略変形が多く、最悪なのは、書き順が現在と違うと言うのです。

更にひどいのは、同じ文字がさまざまな崩し方で、また別の文字が同じような崩し方で書かれているそうです。そしてまだ悪いことが続きますが、「候文(そうろうぶん)」や、「返読文字(下から上へ読む)」、特有な用字、そして一文が長く主語句読点がないのです。さてさてどこまで続くことやら。




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| 社長日記 | 06:30 AM | comments (0) | trackback (0) |
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