昨日に続いて連チャンで、同窓会をやっています。昨日は入学時に編成されたクラスの同窓会で、本日はゼミの連中との同窓会です。昨日が18時だって、今日は17時スタートでした。18時と勘違いしていて、遅れてしまいました。
今日の昼間は卒業以来初めて、皇居周辺を歩いてみました。直接の目的は、「半蔵門」を見るためです。先の竹村公太郎氏の話で、実は半蔵門が皇居の正門だと聞いて、確認に来ました。確かに厳重な警護体勢で、半蔵門は守られています。門の先は新宿通り、甲州街道が真っ直ぐ続いています。
大学に入学してから、月に二度ほどここを走っていました。入学してほんの数ヶ月ですが、ワンダーフォーゲル部に所属していました。母親の兵糧攻めに遭って、退部しました。山へ行く前に、この周辺でトレーニングをします。和泉キャンバスで学ぶ者、生田キャンバスでまなぶ者、全てが駿河台キャンバスへ集まります。
トレーニングと称してもっぱら、皇居周辺を走っていました。今日も土曜日ですから、大勢のランナーが楽しんでいます。あの頃は、楽しむ余裕はありませんでした。ひたすら先輩に言われて、仕方なく走っていた思い出しかありません。
この人らのように、楽しんで走っていたら、また違った人生になったかも知れません。秋の爽快な天気に誘われて、地下鉄半蔵門駅から、JR有楽町駅まで歩きました。途中に桜田門があります。確かにこの橋のたもとは、広くなっています。ここで井伊直弼が殺害されたのですね。
その先に、警視庁があります。そうそう国立劇場も、立派な建物です。この周辺は、東京の喧騒の世界とはかけ離れています。緑豊かな、実に良い空間です。皇居のみどりも深いですね。
そして昼食まで書く必要はないのですが、有楽町から銀座へ入ったところの「俺のそば」を食べに行きました。JR有楽町駅から徒歩5分くらい。銀座への入り口です。実はここに、「明治大学跡地」の石碑があります。前にも見たことがあります。明大づくしで、出来すぎた話になってきました。
その石碑の横にあるファイブビルの地下に、「俺のそば」はあります。銀座界隈に多く点在する「俺のフレンチ」など、坂本氏が展開するレストランの一つです。坂本氏は盛和塾生で、ブックオフの創始者です。敢えて、原価の高い飲食店を展開しています。基本的には、立ち食いです。
ここは日本蕎麦ですが、ボリュームがあります。私が食べたのは、お薦めの「鴨南蛮」ですが、前回は「肉蕎麦」を食べました。肉蕎麦はざるそば、鴨南蛮は温かい蕎麦です。ご覧の通り、鴨肉が半端じゃなくてフランスシャラン産のもも肉丸ごと一本が入っています。
ダシも良いですね。「俺のだし」とも書かれています。麺も独特。1,280円で、原価50%と言われています。ただし昼の部は15時くらいまで、夜の部の17時までは閉店になります。ご注意下さい。
さて中野渡ゼミの同窓会ですが、こちらは久しぶりです。湯川正夫婦とか被災者の宮本嘉二夫婦とは、比較的よく会っています。なぜか中央大学の大和哲夫さんもいます。江戸川区平井に合った下宿屋「小池邸」の下宿人です。
宮本嘉二が、小池邸に下宿をしていました。楽しい本当に楽しい今話しても「嘘だろう」という世界がそこにはありました。小池のおじさんおばさんを交えて宴会が始まります。私は2階の宮本の部屋で寝ます。1階では、徹夜麻雀が始まります。
この連中とは、3年生からの付き合いですが、僅か2年ながら本当に凝縮された学生時代を過ごしました。そして40数年後のいま、こうして会えるのはある意味勝ち組です。この連中でも、行方不明者も多くいます。死んだ者もいます。こうして会えるのは、運の良い奴です。
場所は、昨日と同じ神田駿河台の蔵助。今日は定休日ですが、細谷俊輔さんに無理をお願いして、昨日と今日、やってもらっています。その分、料理はほとんど同じです。私だけですから、特段の問題はありません。岐阜飛騨の料理です。飛騨牛のコロッケなど、美味しかった。
話題が尽きません。次から次へと、「あの時」が出てきます。蔵助は2時間制限ですから、3時間で出ました。そして次へ行くというので、私も仕方なくつきあいました。赤坂見附の「みつよ」へ。今年6月に、全宅連四国地区連絡懇話会メンバー20人くらいでいきました。湯川正の馴染みの店です。
私は、「青春時代」と「ジュリアにハートブレイク」、欲張って「愛のままに」まで謳ってしまいました。遠藤が謳った、中島みゆきの「流星」が課題曲になりました。まだ最終電車があります。急ぎホテルへ帰ります。明日は朝イチのJALですから、みんな元気でな、また会おう。元気をもらいました。