秋麗の11月1日、クレメントホテル高松飛天の間におきまして、高松紫雲LCのチャーターナイト45周年記念式典祝宴が挙行されました。高松紫雲LCは、私の所属する髙松栗林ライオンズクラブと同じ4ゾーンにあります。まあ一般的に言えば、近所のライオンズクラブ仲間の1つと言えます。
1970年3月8日、高松栗林LCと同じ高松玉藻ライオンズクラブをスポンサーとして結成され、同年11月1日、国際認証伝達式をおこない、日本で1,488番目のクラブとして呱々の声を上げました。高松市内では、6番目に誕生したクラブです。わが高松栗林LCとは、近所どころか兄弟クラブであります。
紫雲LCは結成以来、青少年指導、環境保全活動への高い理念の下、地域社会への奉仕活動を推進してきました。そして45周年を迎え、記念事業として来年瀬戸内国際芸術祭2016が開催されることもあり、また10周年記念事業でなした「紫雲の広場」の里山事業の延長として「里海づくりビジョン」を打ち立てたのです。
香川県が「山・川・里(まち)海のつながり」を推奨している中、紫雲山を奉仕活動の基地としていた高松紫雲ライオンズクラブならではの試みで、海の回復の源は山にありという金言の通り、この周年のアクティビティーとして「里海づくりビジョン」を掲げたことは、誠に的を射たアクティビティーであります。
その一環として10月10日「さかなクン」を迎えて記念講演会を開催し、子供たちから魚の絵を募集し海への関心を高めた功績は大であります。子供たちに海を汚すな、海を守れと言ったところで理解を得ることはまず、不可能です。そこへ、子供たちから支持を得ている「さかなクン」に登場願ったのです。
このイベントが功を奏し、子供たちから魚に関する絵も多く寄せられ、高松紫雲LC45周年記念アクティビティーは大成功したのです。私は高松紫雲LCを、「野武士集団」と言います。労を惜しまずやることがワイルドで、野外活動が多いのです。
過去には高松冬のまつり会場で、焼きそばまで振る舞ってくれました。私もそれに答えて「ふれあいウォーク」も度々行きましたが、なぜだかその日は雨になります。実行委員長が替わっているのにもかかわらず、その日は雨。
また私が参列しただけでも故真砂博保氏、故小川謙二氏、故中村薰氏、故植本義明氏、故岡田任永氏、故田中義晴氏、故大林義和氏、退会していたためクラブ物故者に名を連ねていない故池田義治氏と、良い先輩に恵まれたクラブです。鎌倉照美氏の復帰を祈念しております。