横浜の国際会議場に、内外88塾から4773人を集めて、世界大会が開かれています。同時通訳も、英語・中国語・韓国語・ポルトガル語が用意されています。韓国にはまだ塾がありませんが、有志がその準備を進めていて、稲盛和夫塾長も了承しているというので、遅からぬ時期に開塾することでしょう。
何年か前の、中国に似ています。中国はいまや上海北京瀋陽などに1万人規模の塾生がいます。今年も中国での、塾長例会が予定されています。ポルトガル語は、ブラジル塾生のための同時通訳です。ブラジルの塾生は、自国の盛和塾勉強会へなんと3千㎞の距離をものともせずやってきます。
会場は、いつもの横浜の国際会議場です。日本全国ここでないと、もう大会は組めないでしょう。大会の後は、コンパをやるというのが稲盛流で、ここでも隣のコンベンション会場に、インターコンチネンタルホテルからの配膳で対応しています。球場並みの大きさです。
さて体験発表ですが、全国また海外枠の予選を勝ち抜いた猛者たち3名の発表でした。どの人も、盛和塾に入塾して業績を劇的に伸ばしています。また伸ばしているからここに登壇しているのです。「稲盛和夫塾長の言うとおりにやる」「フィロソフィーを愚直なまでに浸透させている」という意見です。
当然「Yes」マンがここへ来ていて、その他の意見があるわけないのですが、そんな議論をしているひまがあれば、素直に聞いて誰にも負けない努力をするというベクトルに、4千人の心が束になっています。
「全従業員の物心両面の幸福の追求」が会社の理念であれば、働くものと経営者の間に齟齬(そご)はありません。やればやるほど、結果がうなぎ登りです。私の紹介で入塾した数人はここへ来ていますが、弊社の社長は来ていません。