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東宝映画シン・ゴジラは小池百合子東京都知事と重なる
『シン・ゴジラ』は、2016年(平成28年)7月29日公開の日本映画。総監督・脚本は庵野秀明、監督、特技監督は樋口真嗣、主演は長谷川博己。東宝製作のゴジラシリーズの第29作であり、『ゴジラ FINAL WARS』以来約12年ぶりの日本製作のゴジラ映画である。小池百合子氏の立候補宣言は、その1ヶ月前だった。

映画では、東京湾に突然ゴジラが現れる。自衛隊に排除命令が出て、自衛隊は空から陸から海から攻撃を加えるが、ゴジラは動きを止めない。業を煮やした米国からの、米国大使館防衛を理由に爆撃機をグアムから日本に向かわせたとの通知を受けて、日本政府は正式に米国に攻撃支援を要請する。

港区にまで進行してきたゴジラに対し、米軍の爆撃機は大型貫通爆弾によってゴジラに初めて傷を負わせることに成功するが、ゴジラは口から火炎や光線を、背部からも複数の光線を放射し始め、爆撃機をすべて撃墜し、港・千代田・中央3区の市街地を破壊する。それでもゴジラ退治は、成功しない。

この映画でも、自衛隊の攻撃、アメリカ軍の攻撃でゴジラ退治が出来ない知ったアメリカを中心とした国連安全保障理事会は、核攻撃の容認を日本政府に求めてくる。結論から言って、非常時臨時内閣総理大臣(農水大臣)はこの決定に「少し待ってね」と言う。

日本政府内の巨災対(巨大不明生物特設災害対策本部)は、ゴジラは体内の原子炉状の器官から活動エネルギーを得ており、そこから生じる熱は血液循環によって発散しているため、血液循環を阻害すればゴジラは生命維持のため自らスクラム停止・急激な冷却を行い、活動停止するはずであると仮設を立てた。

そのための血液凝固剤の経口投与によってゴジラを凍結させる「矢口(主人公)プラン」の具体的検討を始める。日本全国に散らばる血液凝固剤工場に製造を依頼し、それを高層建物建築時に使う圧送機でゴジラの口へ、ゴジラの血液と同量送り込む。生コンを、血液凝固剤に変えてポンプ圧送する。

これが功を奏し、ゴジラは立ったまま固まって死んだ。プロデューサーの佐藤善宏氏は、本作のセリフついて「完成した映画でファンタジーなのはゴジラだけというくらい突きつめています」と述べている。

庵野氏は脚本の執筆段階から防衛省・自衛隊に協力を依頼し、「実際にゴジラが現れた場合、自衛隊はどのように対処するのか」と迫った。「ゴジラに対して武器の使用が認められるのか」などミーティングを繰り返し行い、事実に即した脚本に仕上げていったという。

また、戦車による攻撃シーンの参考にするため、富士総合火力演習の撮影をしている。私もこの富士総合火力演習を現場で見ているだけに、自衛隊の力強さを実感する。「巨大不明生物」による非常事態宣言はこれまでに想定されておらず、地震や台風津波の自然災害と質の違うものを感じる。

この他に首相官邸や自衛隊基地をロケハンしているが、官邸職員からは「そのまま再現するのは控えてほしい」と忠告されたり、作戦本部など撮影が許可されない場所もあったというが、ここまでやっても良いのかと日本映画の成長も至る所で感じた。これまでの完全秘密主義から、国民にとって良い方向へ進んでいる。

数日前安倍晋三首相が国会で、警察・海上保安庁・自衛隊を賞賛し、議員に起立拍手を求めたりしている。私は議会初だろうが何だろうが、賞賛する。恐らく安倍晋三首相の目はともかく、耳へは「シン・ゴジラ」の情報は入っていると思う。日本国政府が、アメリカの意見に異を唱える画期的な瞬間を見た思いがした。

あわせてグローバル外交が必要だとも、改めて実感した。映画では米ロ中の要求をはねつけるために、フランスに協力を求めている。臨時総理が、農水大臣で農業を通じてフランスにコネがあったとの設定だ。これも重要な示唆であろう。縦割り行政の壁も、ゴジラという巨大不明生物出現で壁が低くなる。

長くなるが、これが小池百合子東京都知事へつながる。このところの東京都知事の失脚、猪瀬直樹東京都知事は自民党都議連との確執で陥れられたと言われている。副知事時代から猪瀬氏は、自民党都議連と犬猿の仲であったそうだ。それで、はめられて失脚したように言われている。あくまでも噂だが。

舛添要一東京都知事は、東京五輪組織委員会(森喜朗会長)に、東京都負担金の高騰に猛反対し始めた。このままでは4年後の東京五輪開催に支障が出ると、ある筋が心配した。直接の要因は、産経新聞の「週末別荘公用車使用」に端を発する。平たく言えば屁理屈の舛添要一を下ろして、コントロールしやすい殿と考えた。

この動きに小池百合子氏が手を挙げて、自民党都議連をはじめ大勢が驚いた。そして初期の予想を覆して291万票を集めて小池百合子東京都知事が誕生した。その後は毎日報道される「豊洲問題」「東京五輪問題」、小池百合子東京都知事誕生がなければ、少なくても今のような大問題にはなっていないだろう。

特に森喜朗氏の、「今更日本から世界へノーは言えない」というこれまでの考え方、これまでこれに押しつぶされていた日本人の疑問。おかしいのではないかと思っていても、アメリカの言うこと国連の決議だからなどと、あたかも神の声のように恭順してきた。

ここへ来て、小池百合子東京都知事の誕生。時代は彼女の誕生を待望してきたと思われるが、偶然視はしていないと思う。だから森喜朗東京五輪PP組織委員会会長のような御託を並べることなく、見直すは見直し、誤りは訂正し、私欲利権組織選挙が崩壊し始めていることを、政治家やわれわれはシン・ゴジラで気づくべきだろう。


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| 社長日記 | 10:59 AM | comments (0) | trackback (0) |
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