12月3日(土)14時から高松市伏石町の「Laなら別館絆」において、ライオンズクラブ国際協会336-A地区4R4Zゾーンチェアパーソン奈良茂子ライオンが、ゾーン内6クラブを巻き込んで表題の講演会とパレードを開催しました。パレードは恒例になっていますが、その前の講演会は初めての試みであります。
今年はアメリカのシカゴで、世界最初のライオンズクラブが誕生して節目の100年を迎えています。世界中で記念のイベントや、記念のレガシー〔遺産の意〕を作るように、国際協会から熱心な働きかけがあります。本日のこのイベントも、その一環であります。
会場にはこんぴらライオンズクラブ所属の地区ガバナー真鍋隆ライオンと4Rリジョンチェーパーソン田村雅宥ライオン(小豆島ライオンズクラブ)と環境保全・保健福祉・アラート委員池田亜葵子ライオン(高松中央ライオンズクラブ)がライオンズの来賓として臨席しています。地元住民も参加しています。
講演会では、高松南警察今里交番から若いおまわりさんが来て、資料を見ながらわかりやすく「危険ドラッグ」の恐ろしさを説明していました。自分で使って地獄へ落ちるのは自業自得とも言えますが、家族や周辺住民に、ましてや交通事故で第三者へ加害するようになると、もうこれはみんなで薬物乱用防止策に取り組まなくてはなりません。
また危険ドラッグに手を染める若年者層も、高校生から中学生に及び、最近では小学生に乱用防止の啓発講演をするように言われています。そのための薬物乱用防止教育認定講師養成講座が、来年2月に開催されます。大勢が受講して、地元の小学校へ講師として行くように指導がなされています。
また四国に1台だけの「薬物乱用防止キャラバンカー」も、このイベントに合わせて琴平キャビネットから駆けつけています。バスの中には、子供用のクイズや情報がコンピュータ画面に映し出されています。またプリクラもバスに常設されていて、こども達に大変な人気になっていました。
パレードの後には、同じ所ですがレインボー通りのイルミネーション点灯式が行われました。この付近は土地区画整理事業で誕生した区画で、歩道も含めた40㍍の市道は「レインボー通り」と呼ばれて、家電・スポーツ・スーパー等の大型店舗が群れをなして林立しています。
そこに奈良茂子ライオンが中心となって、6年前からイルミネーションを仕掛けました。年々歳々賑やかになって、今年は新しいシンボルに200万円を投じたと豪語していました。高松冬のまつりの後継がここになるとも思えませんが、高松市内の新しいポイントに成長したのは間違いないことです。
タヒチアンダンスと『オリエント☆アドリバー』の生演奏が、堅い講演の前にありました。時間の関係で僅か2曲でしたが、最後は「情熱大陸」。これは手拍子で、会場は大盛り上がりでした。