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日本の歴史は30年サイクルで大きく動く
ある講演会で聞いた話で、なるほどと感心したことがありました。日本の近代史から現代史まで、面白いことに30年ごとに大きな節目を迎えて、そこあたりから大きく変革してきたと言うのです。その説によればその起点は、1955(昭和30)年に日本民主党と自由党が合同して結成した自由民主党の誕生の頃になります。

その昭和30年は敗戦から10年経過した鳩山一郎首相の下で、翌年には経済企画庁から「もはや戦後ではない」との発表があるくらい、トヨタのクラウンが発売になり、日本が高度経済成長に舵を切った年です。自由貿易体制を目指す「関税・貿易一般協定(ガット)加盟した頃です。

そこから30年後の1985(昭和60) 年、中曽根康弘首相の下で構造改革から規制緩和策が導入されて、円相場の急落1ドル=260円。日米構造協議が行われ、リストラが進み、貧富の差が言われ始めた。バブル景気の予兆(未来に起こるべき事柄を予知させる現象。)が見え始めた頃。

そしてバブルの崩壊、金融証券機関の破綻、リーマンショックと日本を含めて世界経済は混沌としてきた。阪神・淡路大震災から東日本大震災、そして東京電力福島第一原発事故で、日本の神話(地価・賃金・安全)はことごとく崩れ去った。

そしてその後の30年は2015(平成27)年になりますが、安倍晋三首相の下で、民政自治が言われ始めた。翁長沖縄県知事の誕生、小池百合子東京都知事の登場、脱原発で当選した新潟の米山知事、イギリスのEU離脱の国民投票、イタリアのEU離脱と破綻もおこりそうな予兆。

逆に1955年から30年前を遡ってみると、1925(大正14)年関東大震災からの金融恐慌。戦争の30年間とも言える。日本の官僚制度が政治を経済を牽引した30年とも言える。

その30年前の、1895(明治28)年は日清戦争から日露戦争の勝利で、日本の世界進出が始まった頃です。日本の近代化への象徴である八幡製鉄所操業から、太平洋沿岸都市の工業地帯が出来始めた頃。

その30年前の1865(慶応元)年は、明治維新です。近代日本の成立。

その30年前の1835(天保6)年は幕末で、開国するか鎖国のままか国内が多くの流血をみた時代です。

日本の無血革命と言われている1865(慶応元)年は、明治維新ですが近代日本の成立。2015年の昨年は、明治150年の歴史にピリオドが打たれた年。明治維新でイギリスとアメリカに追随すると決めた日本だが、そのイギリスとアメリカが世界の中心から手を引くという。歴史は、これからを生きる道しるべだと思う。


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| 社長日記 | 11:26 AM | comments (0) | trackback (0) |
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