2016,12,16, Friday
浜田恵造香川県知事は、13日の定例県議会の一般質問の答弁で、世界的傾向にあるクルーズ船の大型化対応で、「高松港朝日地区のコンテナターミナル用岸壁を活用して12万トン級の大型クルーズ客船の寄港が出来ないか」と、瀬戸内海海上安全協会に確認業務を委託し、検討に入ったと答えています。
過去にもサンポート高松の旅客船専用岸壁を、2万トンから5万トン級用に拡張したことがあります。平成23年10月ですから、僅か5年前のことです。この結果、8月12日のドンドン高松花火には「飛鳥Ⅱ」がやってくるようになりました。勿論その他の日にも、5万トンまでの大型クルーズ客船の入港があります。 入港したお客様や従業員に聞いてみると、こんな街中に入港する都市は、高松港をおいてない(ないことはないと思うが)と異口同音に言う。私もこの飛鳥Ⅱに高松港から乗船して、松山港や伊万里港や釜山港へ行きましたが、確かにサンポート高松の旅客船専用岸壁に勝る利便性の港は他になかったですね。 従業員も歩いてコンビニやスーパーで買い出しが出来る環境は、サンポート高松(高松港)しかないと、喜んでくれていました。歩いて栗林公園まで行って、途中でさぬきうどんを食べて、休憩時間を有意義に使えましたとも話していました。 その客船を迎えるために、香川県は楽団を出したり、高校生の書道パフォーマンスを取り入れるなどのソフト面での涙ぐましい配慮もことかかない。また瀬戸内海機雷除去の犠牲者を追悼する海上自衛隊の艦船も、定期的にサンポート高松の旅客船専用岸壁に入港しています。 浜田知事は、現在の高松港は国内最大の「飛鳥Ⅱ」クラスの入港が限界で、外国の大型クルーズ客船の入港には、バース延長など港湾施設の課題や備讃瀬戸航路は全長が200メートルを超える大型船についての夜間航行禁止があり、課題があるが推進や整備に努めると力強い答弁をしています。 浜田恵造香川県知事のアイデアとその実践には、驚くばかり。高松空港の新規航路開発も現地に飛び直接交渉でまとめ、私も「特定非営利活動法人仏生山魂再開発フォーラム」で真面目な婚活をやろうとしていましたが、先月これも香川県が取り組むことを発表しています。おらが街の殿様は、大いなる誇りであります。 |