全宅管理では、会員の業務の効率化及び適正化を図る観点から、昨年6月1日より業務支援システムの提供を開始しました。このシステムは、プロパティーデーターバンク㈱協力のもと、同社のクラウドシステムである「@プロパティ」を新たに本会会員向けにシステムサービスを構築し、全宅管理独自のサービスとして提供しているものです。
毎年のように法改正がある宅建業界にあっては、民間の買い取り型システムであれば、変更に時間と費用がかかります。クラウド型であるこのシステムでは、法改正にも直ちに対応してくれます。毎日の生データーが更新される管理業務にあっては、1日の猶予も停止も許されません。
このシステム説明会は、全国で東京・横浜・大阪の3カ所で行われます。ここ大阪は参加者が多くて、午前の部を追加したそうです。用意できるコンピュータにも限りがあって、30名程度で一つのクラスを編成しています。三クラスが、大阪会場で開講されました。西日本各地から、会員が寄ってきています。
コンピュータシステムですから、触ってみないと何とも評価が難しいのです。今日は私も暇だったもので、応援もかねてやって来ました。会場は大阪府宅建協会です。大阪地下鉄谷町線「天満橋」から、徒歩7分ぐらいの所にありました。天満橋には、大阪城があって、昨年末の盛和塾西日本忘年例会で来たことがあります。
何も分からなかった大阪市内ですが、高松から高速バスで「なんば」まで行き、地下鉄で移動することを覚えました。こどもが大阪で勉強していた頃は、山陽新幹線でしたが、いま大阪市内へ行くのには、ほとんど高速バスになりました。会場は新大阪駅周辺というのが、激減しました。梅田かなんばが、起点となっています。
今日わざわざやって来たのには、もう一つ理由があります。今月20日(月)丸亀会場と21日(火)高松会場ですが、香川宅建協会本部研修があって、「全宅管理入会アピール」を義務づけられています。少しの時間でエキスをしゃべり、今期中20名の入会を目論んでいます。それの、最新情報収集という目的もありました。
岡田専務理事が冒頭の挨拶をされたのですが、実に良くまとまっていて、大変参考になりました。岡田専務が喋ってよく分かったからといって、必ずしも私で上手くいくとは限りませんが、20日の盛和塾尾張開塾式をキャンセルしての本部研修登壇ですから、何らかの役立ちにならないと存在の意味がありません。
そうそう、一つ付け加えておきます。大阪府宅建協会を出て天満橋駅へ歩いていたつもりでしたが、交差点で念のために少し年上らしき紳士に、「地下鉄はこっちでいいのですか」と聞いたら、「いや違う、こっちの道を降りて左側に地下鉄の入口がある」と教えてくださいました。
丁寧にお礼を言って、例のリュックを背負いすたこらさっさと歩いていたのですが、後ろから先の紳士がリュックをたたくのです。叩いたと言うより、喚起を促したのですが、振り向いた私に、「大通り出て左でなかった右だった」と訂正に追いかけてきたのです。びっくりポン、有り難うございます。有り難うございます。寒い大阪ですが、心が温かくなって得しました。