不動産活用の一段上のレベルを目指す、「コンサルティングマスター」資格を持つメンバーで構成されている、香川県不動産コンサルティングマスター研究会は、設立20周年を中原弘会長で迎えることになりました。もう20年か、と思います。
公認不動産コンサルティングマスター資格は、公益財団法人不働産流通推進センターが主管する資格です。不動産業界のベーシック資格の「宅地建物取引士」を取得し、5年(当初は7年)の実務経験者が試験に挑戦して、合格したら公認不動産コンサルティングマスター資格が授与されます。
宅地建物取引士は全国に30万人ほどいますが、公認不動産コンサルティングマスターは1万7千人ほどです。県下には二つの「コンサルティング会」があります。この香川県不動産コンサルティングマスター研究会は、その二つの内の一つです。私もここに所属する38人の内の一人です。
学習に力を入れていますが、「相続」や「信託」など一歩先を見ています。これからは売買契約・賃貸契約の媒介報酬に頼らず、独自のコンサルタント業務からの報酬を得るように目論んでいます。士業の報酬は、弁護士にしても税理士にしても、報酬額は既定がなくなりつつあります。
本来報酬は、払う方と貰う方の自由契約で成り立つはずです。獲られた利益に対して、対価を満足して支払うというのが経済活動の原則です。同会の今年の総会は、5月17日(水)ロイヤルパークホテル高松で開催が決まりました。