「ぶんご」は、中期防衛力整備計画に基づく平成7年度計画5,600トン型掃海母艦464号艦として、三井造船玉野事業所で1996年7月4日に起工され、1997年4月24日に進水、1998年3月23日に就役し、第1掃海隊群に直轄艦として編入され呉に配備された。そのぶんごが、また今年も高松へやってきた。
例年、香川県琴平町で行われる掃海殉職者慰霊行事の一環として、高松港で艦艇広報を行っているのです。第2次世界大戦で、瀬戸内海には6万発もの地雷が埋められていた。その地雷を取り除き、自由な航行が戦後復興の第一歩として掃海が始まり、79名の殉職者が出ました。それでも、自衛隊による掃海の作業は続いたのです。
その英霊の供養が、毎年この時期に海の神様の金比羅宮で行われる。それを前にして、サンポート高松の旅客船専用岸壁に接岸し、自衛隊関係者を招き、歓談をすることが恒例となっています。私も招かれて数回行きました。今日は、かみさんも連れて行きました。
国旗と旗艦旗が掲げられて、式が始まります。丁度18時半の定刻です。
その後、日の入りに会わせて艦尾に掲揚されている旗艦旗が「ラッパ」にあわせて下ろされます。ラッパの技師に、女性もいました。海上自衛隊にも、女性が増えました。
私は自衛隊大好き人間で、社員からは右翼と呼ばれていますが、国を守るということは、私が家族を守り、会社にあっては社員を守ることの延長です。安倍晋三首相が、自衛隊の存在を憲法に明記するという改憲には賛意を表します。自衛隊が憲法違反だという人がいますが、東日本大震災でも、自衛隊の姿は多くの国民にあんねを与えました。
ただ毎年強く感じるのですが、海上自衛官にメタボが増えている。狭い艦内で運動不足になりがちなのは分かりますが、有事の際には自分の体重が自分の命身体を脅かすことのないよう、常に備えて下さい。「ぶんごカレー」、ごちそうさまでした。
オイスカで行動を共にしている、四国旅客鉄道株式会社取締役会長・泉雅文さんが八面六臂の活躍。香川銀行遠山さんに「本田典孝さんが頭取になったようですね」と投げかけると、「そのようですね」といつものおとぼけ。この人も大きい。