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四国新幹線実現へ東京で600人参加の期成会
このところの2年強で、にわかに四国全体の重要課題に昇格した感のある「四国新幹線構想」。四国新幹線の早期導入を実現させようと、四国経済連合会と四国4県は6日、東京大手町の経団連会館で「四国新幹線整備促進期成会」を設立した。総会後には、四国選出の国会議員や経済団体代表ら、約600人が出席して決起大会を開催。

総会には、四経連の千葉昭会長や4県知事をはじめ、4県の商工会議所連合会長・会頭ら約50人が出席。私はこの情報を、今月1日の高商紫雲会東京支部総会で、溝渕利幸氏(高松商事会長)から聞いていました。在京経済人に、動員要請が来ていると話されていました。流石に首都圏ですね、集まるものですね。

2018年度政府予算への要望書には、基本計画路線早期建設による「地方創生回廊」実現のため、小規模にとどまっている新幹線予算の大幅増額も盛り込んでいます。17年度の事業計画では、四国新幹線実現による経済・社会への波及効果などの調査、シンポジウムの開催などで地元の機運醸成を図ることなどを決めた。

18年度の予算は、この夏頃に要望をすることが必要不可欠です。決起大会で浜田恵造香川県知事は、「新幹線は四国だけが空白地帯。14年の調査では、他の地域の整備新幹線と遜色ない費用対効果が見込まれるという結果が出た。四国新幹線が実現すれば、地域経済の活性化や観光振興が図られ、日本の経済発展にもつながる」と話した。

その後千葉昭会長や4県知事らは、財務省や国土交通省、自民党本部を回って要望活動も行ったようです。四国4県を結ぶルートが、一番費用対効果が上がることから、4県の思惑が一致し、経済界も一体となって早期実現に大きな一歩を踏み出したと思います。

四国に3本の橋が架かったことから、新幹線構想を言い出しにくかった四国ですが、ここへ来て一気に歩を進めた感があります。整備新幹線予算は、新幹線建設の目的のためだけに国家予算の1%を充てると決められています。

四国が手を挙げなくても、全国どこかの整備新幹線計画が動くわけです。市井では、「四国に新幹線がいるの」という意見も多くありますが、私は狭い四国に高速道路はいるのかと懐疑的でした。しかし今では、自分の運転でも使うが高速バスの利用も多くなっている。

新幹線と飛行機を比べたら、私は飛行機派ですが、岡山と高松、広島と松山、東京からの距離はほぼ同じですが航空運賃は岡山・広島、つまり新幹線と競合している空港間が安いのです。自由競争が、その料金を決めるのが原理原則です。

今計画されている北陸新幹線や北海道新幹線に比べても、沿線人口は四国が遥かに勝っています。人口密度からも四国は遜色がない。将来構想では大阪から淡路島を経由して九州へ抜けることも想定されている。そうなると第2国土軸が出来上がります。

災害の多発する日本国内、十重二十重の交通手段が求められます。新幹線は高規格軌道計画で、先の熊本地震でも、復旧は早かった。東日本大震災の沿岸を通る仙石線などの復旧には随分時間がかかりました。地元の負担は10~20%ですから、この期に一気につき進みたい。


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| 社長日記 | 08:52 AM | comments (0) | trackback (0) |
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