週間全国賃貸住宅新聞が毎年ここ東京をはじめ、全国各地で開催している「不動産オーナーと不動産業界で働く人の展示会&セミナー」。会場は、東京ビッグサイト西1・3・4を使い、セミナーも100講座が用意されています。
参加対象層をオーナーに置く新しい企画で、もう10年ぐらい続いていると思います。所属する全宅管理(全国賃貸不動産管理業協会)が、全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)や同東京都宅建協会等と共同して出店するようになった昨年から、一層熱心に私も参加しています。
全宅管理(全国賃貸不動産管理業協会)などの組織は、周知広報が下手で、どうするかという求心力を求める意見が、10万社の会員から大分の温泉地獄の湯のように、ふつふつと沸いてきていました。全宅管理(全国賃貸不動産管理業協会)の会員は6千社ですが、そのすべてが全宅連の会員です。
展示ブースは、料金によって場所とサイズが決まるようですが、全宅連らは6ブースを使って、昨年よりパワーアップしています。わかりやすい設計で、土産の紙袋もおしゃれで、多くの来場者が手にして目立ちます。佐々木正勝会長はもちろん、伊藤博全国宅地建物取引業協会連合会会長の顔もありました。
私も今年は、熱心にセミナーも聞くことにしました。10時過ぎからのセミナーは、10会場の一つ「法律・トラブル解決」の「民法改正が与える賃貸借契約への影響」弁護士解説のコーナーへ行きましたが、すでに満席の大好評。このテーマだと、不動産オーナーと不動産業界で働く人にも人気があります。
私は、「注目講師全国行脚」コーナーの管理会社の新しい可能性「管理戸数増加率№1会社」武蔵コーポレーション大谷義武社長の80分セミナーを、並んで受講しましたが内容は実に魅力的なものでした。セミナーは上下の階で10の話が同時進行ですから、当然隣の話も聞こえてきます。それが逆に、熱心に受講する姿勢に現れます。
来場者はオーナーも多く、羽田空港からここへのバス移動で、大阪からのオーナーさんがいらして、彼ら夫婦は実によく事前研究をされています。彼の意見や、会場で偶然再会した福島県いわき市からの石井武典さん(盛和塾世界大会でお目にかかっていました)意見を拝聴し、並びました。
セミナー会場は1話完結で、終了後全員が外へ出されて、次の受講に並んでいた順に次の受講生を入れています。予約不要、入場無料となっていて、明日26日も10時から開場しています。偶然ですが、全宅管理香川支部へ入会したばかりの大澤さんとも遭遇しました。今年は、全宅管理香川支部からの告知も、これまでとは違う訴求力を持つものにしたいと考えています。