時速15㎞というノロノロ台風5号が、6日九州南部をかすめて、7日未明に四国に接近し、同7日昼過ぎから夕方にかけて最接近し、多くの雨をもたらした。台風5号は、発生からもう10日以上迷走している。こんな台風は、これまで見たことがない。台風も地球環境によって誕生し、成長するもの。大切な、かけがえのない地球環境が狂い始めている。
7日月曜日の夜のイベントは2つ、一つ盛和塾香川の月例会は、早々と中止が発表された。しかし衆議院先生のパーティーは、待てど暮らせど中止の連絡はどこからもない。恐らく雨天決行だったと思うのですが、フェリーや高速艇が運休し、JR四国の全線が止まり、私鉄のコトデンも止まったらどうしていくのか。
しかしこの私の情報は、間違っていました。JR四国は、すべての特急と瀬戸大橋線のマリンライナー号が運転を休止し、ローカル線は終日運転。コトデンは10時から17時までは運転を中止し、17時過ぎから再開されました。私もクレメントホテル高松飛天の間へ駆けつけましたが、思ったより大勢が来ていました。これも驚きでした。
こんな悪天候に見舞われ、大勢に心配と迷惑をかけたことに対して議員先生の責任は全くないが、何だか今の政治の世界をある意味象徴しているようにも感じる。第3次安倍第3次改造内閣で、平井卓也衆議院議員(香川1区)が広報本部長に就任したまではよかったが、また何だか某大臣から「自信がない」とか不調和音が聞こえてくる。
ここは一致団結して、まず経済の機首アップでより一層の景気の活性化を図らねばならない。その次は、政治の安定です。自分たちだけの損得勘定(当選)モロだしで、すべてを判断するのはやめてもらいたい。こんな議員年金もカットの時代になって、確かに新規議員に立候補しようという人は激減していると聞く。議員職、受難の時代だ。
私のようなガラケーの携帯電話にも、災害情報メールは頻繁に入ってくる。各市町も、災害情報には敏感になっている。早め早めの勧告出しが続いている。先の議員パーティの席でも、メール音がオーケストラのようにあちこちで鳴る。首長も、危機管理室から離れられなくて、臨席が少ない。
しかし幸いこの雨で、讃岐の水瓶早明浦ダム周辺の水位は上がり、ほぼ例年並みの貯水率にまで回復が見込める。当然第1次取水制限も解除になった。台風は若干時速を早め、近畿北陸地方へと北上するようだ。帰りのコトデンは定時運行で、もう傘もいらないほど回復していた。