2018,08,16, Thursday
炎天下のもと、連日白熱戦が続く甲子園大会。夏季休暇の4日間は、毎日楽しみにして、テレビ画面に釘付けです。本日の3回戦(第3試合)は、済美(愛媛)と高知商(高知)の四国勢の対決となった。両校共に、「日本一になるため四国制覇」を狙っていて、白熱した試合になった。結果はご案内の通り、3-1で済美が勝利し、ベスト8入りを決めた。
高知商は、済美の山口直投手の140㎞台の切れのある投球に8安打しながら1点にとどまった。また負けたものの高知商の北代投手も、山口直の8被安打に対して7本の被安打で、勝っていた。投手としては、2人共に今年の大会の名投手に入ると思う。北代投手自身が、「人生で一番の投球が出来た」と胸を張っていたのに好感を覚えた。 私のように野球王国四国の4商時代を知っている人間には、この高知商の活躍がうれしい。4商は、四国4県の県立商業高校、つまり高松商・松山商・徳島商・伊野商を指して、高知商は高知市立のために入っていないが、公立高校の枠であれば高知商も入れて良いと思う。 ましてや昨今は私立高校が優勢を占め、香川県でも「英明や大手前」が、高知でも「高知明徳」が雌雄を競っている。もう公立高校の県代表の甲子園行きは無くなったかと思いきや、今年は「丸亀城西」が頑張ってくれた。高松商が2回戦で、高高に負けた番狂わせも、大きかった。 何だかんだと曰く付きでも、大阪桐蔭もベスト8入りした。本当に強いチームが勝ち進んでいくものだ。これからまた仕事が入って、野球三昧とは行かないが、まだまだ楽しみな高校野球大会。球児も楽しんでもらいたい。 |