選抜高校野球大会第7日は25日、第2試合で高松商対東邦(愛知県)が対戦し、3-6で高松商が負けた。甲子園の初戦で負けたのは、ここ最近なかったことで、応援団もショックを隠しきれない。甲子園球場から団体バスの駐車場まで、20分程度の歩きだが、負けるとこれが遠い。主催者もこれを熟知していて、試合終了のサイレンから50分後のバス発車としている。
試合内容については、専門紙やテレビをご覧下さい。私は、われわれもそう感じているのだが、ここ一番浅野翔吾選手がいてくれたらと、ついつい思ってしまう。昨年の甲子園経験者が複数残る今の高商は、選手もそう思っているのかも知れない。ピンチで、ナインを鼓舞する選手が見当たらない。チャンスでは、ノリノリにならないと、ビッグにはならない。
不甲斐ない高商に対して、第3試合の英明(香川)は負けたが、あっぱれをあげたい。再三の逆転劇、高商の淡泊な試合を観た後だけに、余計その頑張りが目に付く。帰路のバスの中でのテレビ、終盤もつれた試合に、本来敵なれど思わず応援の力が入る。この二つの試合を観ていると、夏の高商は厳しそうだ。しかし近くに強敵がいることは、切磋琢磨で県下の質は向上する。昔の、高松商と松山商の関係みたいに。50年前は北四国大会で勝たなければ、甲子園はなかった。
さてその甲子園だが、入場券の現地渡しは大阪支部の皆さまのご支援で、今回も『ホテルヒューイット甲子園』の2階特設デスクで行われました。大阪支部を中心に、東京支部や寄付を頂戴した人に入場券を渡します。入場券の値上げとか指定席への変更とか、何かと値上げが目に付きました。そのせいか、今大会は応援席に空きが目立つ。
今日の高商バスも9台と、いつもの半分だ。反対側の『東邦』も、満席ではないようだ。タクシーの運転手さんも、高校野球も変わったと嘆いていた。新聞社も、かなり入れ込んでいるが限界のようだ。オリンピック同様、アマチュアスポーツの聖地甲子園も曲がり角のようです。
そうそう㈱宅建ファミリー共済井上敦夫課長、差入ありがとうございました。弁当は、『やけくそ』ですぐに食べました。『赤福』は、バスの中で頂きました。毎回申し訳ありません。感謝!また応援バスの手配等、高商倶楽部波多野年晃さんご苦労様でした。一日順延でなお苦労があったと思います。ありがとうございます。