2023,04,10, Monday
春季四国地区高校野球大会に出場する県代表の出場順位決定戦が9日、丸亀市『レグザムボールパーク丸亀』で行われた。昨日、同じく『選抜高校野球大会』に出場した英明に、サヨナラ勝ちした高松商が、またまた10回のタイブレークで、丸亀城西に4-3でサヨナラ勝ちした。前日の漫画ゲーム(12-11)を見事に修正し、同じ佐藤晋平右腕が好投(6回ゼロ封)し、エース大室亮満投手が2ランHRだけに抑えて連日のサヨナラ勝ち。
先の『選抜高校野球大会』で1回戦負けしていた高松商、ここへ来て、にわかに息を吹き返している。われわれ贔屓筋が観ていても、甲子園戦は全く良いとこがなく沈んだ高松商。あれから練習が出来て前日の英明戦は、相手エラーに助けられて飛び込んで来た勝利のように見えるが、『勝ちにまぐれの勝利なし』選手があきらめずに果敢に努力した結果。そして今日の一番は、佐藤晋平投手の活躍を称賛したい。やってみなければ、結果は分からない。 高松商は、22日23日の高知で開催の四国大会に、県1位で大会に臨む。丸亀城西は2位で、3県の1位校と戦う。その組み合わせは、21日に行われる。徳島は阿南光・城東、高知は明徳義塾・高知、愛媛は帝京五・松山商。私は松山商が、古豪復活してこのところ徐々に出てきているのを大変喜んでいる。県立高校が立ちゆかない今のご時世で、高松商と松山商の県立両校が復活しているのが嬉しい。 高校野球は相手投手の出来次第で、試合の組み立てが違ってくる。今日の試合で高松商の安打は僅か5安打。その内の1本、3番村山由空左翼手の右中間のあたりがサヨナラ打。村山選手は、前日もサヨナラ打を打っているが今日は、この1安打だけ。三振もある、属に言う絶好調ではないと思う。しかし、ここ一番初球から振ろうと決めていたそうだ。 高松商は5安打だが、四球が6。これは立派ではないですか。加えて犠打5、盗塁3、失策0。昨年の浅野翔吾選手のような超人はいないが、チーム20人でどうにか辿り着いた四国大会、夏へのチーム作りが遅れるかもしれないが、こうなったら同時並行で長尾健司監督お願いしますね。普通の高松商が、高知へ行く。もちろん贔屓筋も、行きますよ。 丸亀城西 000 000 002 1=3 高松商 110 000 000 2=4x |