こちらも4年ぶりで、『丸亀お城まつり』がコロナ禍前のように開催されています。昨年は規模が縮小されていましたが、私も公益財団法人オイスカ四国支部中讃推進協議会(中野百合子会長)の『エスニックカレー』販売の応援に駆けつけました。そしてこれを真似て高松推進協議会でも、『高松秋のまつり仏生山大名行列』で『エスニックカレー』販売を始めました。今年10月にも、今年は2日間やります。
5月連休の間に、丸亀市はこの『丸亀お城まつり』を長く開催しています。コロナ前も大変盛り上がっていましたが、今年は天候にも恵まれて、大変な見物客が丸亀城周辺のこのあたりに集まっています。メイン会場はお城の中かも知れませんが、お城前広場のステージでは、ロンドンブーツ・田村亮さんのトークショーが始まっていました。離れたところに、サブステージもあります。
このお城前広場は、公的機関が宣伝ブースを出しています。中心部に飲食ブースが、テント下に広くとられています。姉妹都市や友好関係にある市町からも、宣伝隊が大勢来ています。振る舞い酒も用意されています。同時に外周には『テキ屋』の屋台が、軒を連ねています。私はまつりには、テキ屋も多く並ぶ佇まいが、大型まつりというイメージを持っています。
この丸亀お城まつりは、丸亀市も総員を導入し、予算も多くかけています。5月の連休中ですから、ヒトが集まりやすいのもありますが、同時に関係者はこの時期身動きがとれません。お城関連では、静岡県浜松城お城まつりも盛大です。今年の殿様は、NHK『どうする家康』の松本潤さんのようです。こちらがより全国区です。
エスニックカレーは、身内の評価ながら美味かった。600円ですから、400円の使い道を求めて歩きます。会場から逸れて、道路を挟んで商店街へ入ってみます。広場の喧噪が嘘のように、商店街の8割がシャッターを閉めています。まつりのため休業かもしれませんが、恐らく全国的に言われている『シャッター通り』かも知れません。昔の一等地です。
アーケード街を歩くと、新しく「リノベーション」した民泊施設や温泉ホテルが新設されています。なるほどと感心しながら、歩いていると『街角から音楽』の歌声が聞こえて来ます。『けずりいちご』を食しながら通りかかると、何とそこには『淀谷知己』氏がギター弾きながら快調に唄っています。彼の住まいは、高松市多賀町です。彼も私に気づき、合図をくれます。一気に注目が私に集まります。
彼が音楽をやることは、古い付き合いですから私も知っていました。しかし遠く離れたこんな場所で、楽しく唄っている初老の彼に若干嫉妬も感じました。もう還暦は過ぎています。それでこの歌声、ストレスが全く感じられません。幸せな日々を過ごしている証かな。私もこの連休中、サツマイモの作付け準備をしました。予定通り消化し、ここへ来ています。私も彼に負けず劣らず、幸せな日々を送れています。ひょんなことからプチ自慢を、思わず再確認しました。