『Themisテミス第64号』と題した事務所報が、岡義博法律事務所から届いた。昨年10月に事務長の岡悦子さんが急逝し、彼女が中心となって書いていたこの『テミス』がどうなるか、心配しながら模様眺めでしたが、近日届いたこの事務所報があれから2回目か?弊社も過去に『MISS』と称した事務所報を出していた経緯があります。
若者の登竜門として、当時の新入社員が担当し10数年位続きました。数人が交代で書いていましたが、結果それ以上長く続きませんでした。こんな経験をしているだけに、『Themisテミス』がどうなるか感心しきり。岡悦子さんが自ら書き続けた『高松ウオッチ』は、巻頭の所長の原稿より面白いことがありました。失礼(絵文字)
それは取り上げ方の角度による違いでもあり、岡所長が法律に関する専門的な志向であることに比べ、岡悦子さんは主婦目線の日常生活に起因した出来事に関して、驚きや失敗談を書き連ねていました。今日の『ケセラセラ(♪なるようになる♪)』欄で、娘の久保美和子さんが「あの時、悦っちゃん、あんな可笑しなことしてたよね~」とか「ほんとに面白い人だったよね!」と最後には大体明るい雰囲気で終わります。
これも母の人柄のなせる技だな~と、改めて、楽しい人だったなと思うのでした。この記事を書いている今日は、ちょうど母の誕生日(3月27日)です。思い出を振り返るには、ピッタリの日でした。このように締め括っています。娘さんが、岡義博法律事務所をまとめているようです。
一方巻頭文は『救世主』と題して、所長弁護士岡義博が書かれています。少子高齢化を止めるため、少子高齢化福祉のための予算を、軍事費削減で生み出してはどうかと提案している。どこの国でも、軍備を持つのは他国から自国を防衛するためであるという。自国から侵略する意図は、ないと言う。世界中の国々が他国を侵略する気はないというのなら、各国は軍事費を削減しても問題は無いのではないか。
まさに岡義博氏の言う通りだが、残念ながら相手が先に削減しないと自国は出来ないと、世界中の指導者が口を揃えて言う。岡氏が言うように、これを実現することが出来れば、その人はノーベル平和賞どころではない。人類の救世主となれますよと、興味深い意見であります。
しかし世界中の出来事は、ロシアクレムリン宮殿のドロン攻撃とか、ロシア民間武装組織『ワグネル』のトップが「武器が足らない」と叫べば、ロシアから武器供給が約束されたとか。わけの分からない事象が、世界各地で起こり、和平交渉とかけ離れた駆け引きが世界中に起こっている。
連休中に岸田文雄首相は、アフリカ歴訪から帰り道に韓国を訪問し、『シャトル外交』の復活を印象づけた。岸田さんは、G7サミット議長国の総理大臣として、よくやっていると評価します。官邸が意識する『支持率』も緩やかに上昇している。経済指標と同じで、上げ下げが激しいのは迷惑だ。われわれ国民も、おとなの目で長期的に俯瞰したいものだ。これからの出来事が、これからの世界を変える。