2023,06,16, Friday
小学校のPTA会長と話す機会がありました。勤務する女性ですが、130年続く小学校のPTA会長をしている。一番の驚きは、PTA会員が任意加入のため生徒の親も、全員がPTAの会員でないという現状。私も子どもが保育園の頃から、PTAのお世話をしてきた。『好きだから』と揶揄されたが、周りを見ても地元に居住し職場も近い。人柄はともかくとして、使われやすい存在でありました。
その頃は、生徒の親は全員が会員で、緩やかな強制加入だったと記憶しています。それが今は、2~3割は非会員だという。何度もひつこいが、とても驚いた。昨今は、小学校の周辺でも『変質者』は出没している。父母ら登録メ-ルで、一斉注意発信をするようになっていると聞く。緊急の場合には、学校の予定変更も通知が来る。『警報』が出たら、休校になることもある。 こんなシステムの構築は公費でするにしても、実際の運用はPTAも介在し、そこからの金員も支出される。にもかかわらず、加入者と非加入者の区別はつけられない。付けるべきではないのは、自明だ。それにも拘わらず、『任意加入』を強調し、退会を促すアナウンスさえする。それも議員先生が旗振りをするという。選挙民に迎合するにしても、辟易する。 私の周辺で言うなら、『自治会加入』も危険水域に達している。自治会ごとにゴミの収集をしている。概ね自治会員だから、当番も順番でいい。ところが高松市市民なら、どこのゴミステーションにゴミを出しても当然と嘯く。しかしゴミステーションの掃除当番はしない。拙宅のゴミステーションは、長くかみさんがやっている。ただしここは誰にもやって下さいと頼んでない。自分たちで設置要請をして、その代わり要請をしたわれら夫婦がずっとやっている。腹も立たない。 話しが自慢話になりましたが、言いたいことは、自治会加入も任意ですが、全員加入が当たり前と考えて欲しい。災害発生時に、ここは非加入だから助けないというような差別があってはならない。であるならば、全戸加入ですよ。PTAも同じではないですか、PTAは親と先生が加入するモノで、一部加入とは創設者も考えていない。子どものためですよ。 |