オイスカ綾川推進協議会は、『人づくり・森づくり・村づくり』を応援しています。こんなコメントが、総会資料の表紙に書かれています。育てよう『感謝の心』!広めよう『ありがとうシール』!!細井香さんが『ありがとうシール』を作り、配布し回っているがあれは個人行動ではなくて、組織の一致した意志表示だったのか。いずれにしても『綾川』は、9つの推進協議会の中でも特異な存在であります。
綾川推進協議会は文字通り、『四国研修センター』のお膝元の地域にあり、一人ひとりの個人会員で構成されています。農家であったり隠居さんがほとんどで、人の参加は多いものの、会費以外の資金(寄付金)集めには苦労が絶えません。それでありながら、大方義裕会長を中心に人柄で会員を引っ張っています。これがある意味、オイスカ本来のあり姿です。
第3号議案で役員改正案が上程され、新会長に川西雅廣(現副会長)が選任されました。長く大方会長を支えてきた『相棒』です。新たな副会長には若手を起用し、次のステージも模索され始めています。先に行われた『どろんこ田植え』イベントも、綾川推進協議会の三好東曜(副会長)氏と香川県青年会の若者が中心となっていました。『四国研修センター』を使った公報イベントも、ここなら企画できるでしょう。
四国支部には9つの推進協議会がありますが、私も県内の推協の総会にはほとんど参加しました。私が泉雅文氏の後継として高松推進協議会の会長に就任した途端に新型コロナウィルス禍に陥り、総会もなく当然参加もありませんでした。今年は全てが解禁となり、いろいろ行きながら、そこの雰囲気を感じていました。そのせいもあってか、22日の『オイスカ四国支部30周年記念式典』は、事前打ち合わせも十分ではありませんでしたが、結果的には盛大に乗り越えました。
不器用なオイスカですが、『人材育成』は確実に進んでいます。会員会費の半分が、研修生の費用(渡航費・教育費・滞在費等)に充てられています。会員増強が、研修生増に直接つながります。彼らは日本で学び本国で、それを地元民に伝えます。表紙の『人づくり・森づくり・村づくり』を応援しているというのも、よく理解が出来ました。
私は中座しましたが、ここでの研修生・技能実習生のパフォーマンスが一番の盛り上がりを見せていました。ホテルでの総会には、技能実習生は参加出来ません。ここが宿泊地でもある彼女らも、ここ研修センターでのイベントなら参加できます。若者は踊ります。じーじーは少しだけ、腰が引けています。