久しぶりに、香西昇氏の里山登山の会『屋島組』に参加しました。元土地家屋調査士の香西昇氏がリーダーを務める、『里山に登ろうかい』です。月曜日に定例会で、屋島登山をトレーニングとして行っています。高校野球の応援で欠席が続いていましたが、今週は久しぶりに参加できました。前回先月26日にはじめて参加させて戴きましたが、アップダウンの山道に苦労しました。
私は自分の足で日常生活を、出来れば彼岸に渡るまで過ごしたいと願っています。そのためのゴルフや毎日の散歩は出来ませんが、室内で機械相手に歩いています。早朝の経済テレビ番組に魅せられて、一生懸命40分ほど歩いています。しかし、これに多少の負荷はかけられますが実際の山のようなアップダウンはありません。前回の登山で、それに気がつきました。
あれからおよそ1ヶ月、多少の階段上下運動を加えてみました。今日の人体実験で、その有効性を感じることができました。上下運動はこれまでと違い、あるモノで代用しています。ここも自分の中では、革新的であります。何でも形から入り、道具を揃えてから取り組むのをやめました。あるモノを使う、あるいは使って貰う。モノも人も、同じであります。
多少の余裕の中、香西師匠からテストが出ました。いつもの茶屋で休憩していたのですが、師匠が一人であるポイントまで行き、そこの座標を送ってきました。遭難者がそこにいる、それをスマホで探しに行くという設定です。昔の『FOXハンター』を思いだしました。アマチュア無線をかじっていたころ、電波の出ているポイントを自作のアンテナと受信機で探し出すのです。今で言う『ポケモンGO』でしょうかね。
初回の集合場所も座標が送られてきて、マイカーのナビが使えず一苦労しました。慣れてきたらこれほど便利なモノはない、と思えるほどです。これは仕事でも使えますね。これまでの私の常識は『住所』でした。プラスこれからは、座標がキーワードになりそうです。特段新しいモノではありません。これまでもあったのですが、使われてなかっただけのことです。昔ワンゲル部の登山で、22時のなると日本短波放送局から気象情報が送られてきていました。「北緯〇〇.〇〇東経〇〇〇.〇〇、1020ミリバール(現在はヘクトパスカル)晴れ」とか言うアナウンスがあり、1年生はそれを書き写し先輩に報告し、山の天候の予想をしていました。
山のリーダーは、例え里山でもパーティーの安全を最優先に考える人でなければ叶いません。暫く、『屋島組』香西班の世話になります。