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8月1日は水の日2014年の水環境基本法で制定
雨水や海水として地球を循環する水の貴重さと有限性、水資源開発の重要性について国民の関心を高め、理解を深めようと政府は2014年に『水環境基本法』を制定し、毎年8月1日を『水の日』とし、この日を初日とする1週間を『水の週間』と定めた。特に渇水県の香川では、水はかけがえのない資源で特に関心がある記念日です。

同時に8月1日は、1974(昭和49)年に徳島県を流れる吉野川の水が香川用水を通じて、初めて県内の各家庭に配水された記念すべき日でもあります。あれからやがて半世紀の50年、『四国は一つ』の心で送られてくる『友情の水』であり、香川県民の『いのちの水』として、『香川用水』は水事情を飛躍的に改善し、香川県の発展に寄与してくれています。

県としては、香川用水調整池『宝山湖』からの取水を実施(2009年から)すると共に、緊急時の対応として、試験湛水(たんすい=ダムに水をためる)中の椛川(かばがわ)ダムからも渇水対策容量を水道用水として活用するなど、対策を強化している。その効があって、今年年初からの早明浦ダムの取水制限解消しも、8月のこの時期にあっても『渇水難』から逃れている。『友情の水』を、もってない者の創意工夫によって有効に使っています。

住宅設備の近代化と共に、水の使用料も増えている。また世帯数の増加や、新型コロナウィルス禍での巣ごもりなどで県民一人当たりの水の使用料は増える一方、節水対策をより強力に進めなければならないが、県民の良識に頼っていては限界がある。システムとして、今以上の節水機能を考えなくては、またぞろ渇水に見舞われる。県民人口減に合わせていては、外国人や半導体工場などの誘いが出来なくなる。

先人の渇水対策として一番の功績は、何と言っても『香川用水』だ。香川と徳島両県にまたがる讃岐山脈を貫き、吉野川の豊富な水を引き込んだ香川用水。工事が始まったのは1968(昭和43)年、高度経済成長が始まった今から55年前のことです。山間部の導水トンネルが貫通し、水源となる早明浦ダム完成を経て、先に書いた1974(昭和49)年から通水が始まっています。全県域を、106キロに渡って流れています。

香川用水は、水道用水だけでなく、農業・工業用水として県内14市町に供給されて、香川県の水事情は大幅に改善されたのです。最悪事の1996(平成6) 年は『ヘイロク渇水』に見舞われ、2005年と2008年には早明浦ダムの利水貯留量がゼロに。最近の10年間では、8回の取水制限が行われた。

第二は、先に書いた香川用水調整池『宝山湖』の完成。平常時に、香川用水が供給する水道用水の2週間分に相当する約300万トンを貯水している。先の『ヘイロク渇水』からの教訓で、その後三豊市に建設されて、2009(平成21)年から稼働しています。松下幸之助翁の言う『ダム式経営』の実践です。


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| 社長日記 | 11:49 AM | comments (0) | trackback (0) |
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