2023,08,16, Wednesday
日本海に抜けて北上している台風7号は16日、広い範囲で影響をもたらし、台風が通過した各地に爪痕残した。特に静岡県内の大雨で東海道・山陽新幹線は全線で運転を一時見合わせ、帰省客などでごった返す沿線の駅は、深夜まで大勢の乗客で混雑した。東海道新幹線だけで30万人超に影響があったようだ。
大雨の影響により、16日午前から東京-博多の上下線で運転を見合わせた東海道・山陽新幹線。これまでに例のない運休が続き、午後には運転再開となったが、15日の計画運休から続く混乱は、お盆を故郷などで過ごした人たちのUターンを直撃した。運転見合わせは最大約5時間半に及び、老若男女、小さな子ども連れ客にも辛いお盆疲れとなった。 台風の爪痕として、15日に大雨特別警報が発表された鳥取県では橋が崩落。一部地域で、住民らが孤立するなどした。総務省消防庁のまとめでは、9府県の計64人が重軽傷を負った。甲子園大会の応援で新幹線を利用しょうとした人のなかにも、試合に間にあわなかった人もいたようだ。新幹線はスニーカーのようなモノで、手軽に利用できると考えていた国民に、時代の変化を知らしめた。つながることは、便利にもなるが、逆にまた大変不便にもなる。 香川県は16日、台風7号による公共土木施設や農林水産関連の被害額を約700万円と発表している。随分早いしこんなモノかと胸をなでおろすが、高松市成合町の香東川公園(成合運動場)のサッカーグランドの土が流され、約300万円の被害が出たようだ。風水雪害の少ない香川県、この特性が生かせる国への貢献が、これからの香川県の生きる道だと思います。 被害甚大の皆さまに、お悔やみ申しあげます。激甚災害が多発する日本国内、津々浦々まで国土強靱化を急がなくてはなりません。 |