9月の初手から祝賀会に招かれ、今年の後半期は良いことが多そうです。9月になると、一昨年の食道ガンを思いだします。あれから2年、断酒は続いています。宴席で「チョットだけ飲まないか」と誘われますが、気の弱い私は、「チョット」が怖くて頑なに断酒を続けています。普通の人から見ると大したことではないのですが、大酒飲みには日常が大変化です。
そして昨年の今頃、私も叙勲の祝賀会をここクレメントホテル高松で行いました。その時の発起人の代表を泉雅文氏(JR四国相談役)が努めて下さり、無事終えることが出来ました。泉さんはJR四国の歴代役員が叙勲で、「自分も貰えてほっとしている」と感想を述べていましたが、人それぞれそれに際しての『心構え』があります。泉雅文氏は、奥様に「ありがとう」を壇上でそっと言ったそうで、奥様も自分から登壇され「ありがとう」を、会場は割れんばかりの拍手喝采に包まれていました。
泉雅文氏は、鉄道行政功労ですから、今日の席もほとんどが鉄道関係者と現職高松商工会議所会頭ですから、県内の商工会議所からも大勢が参列されています。私はオイスカ関係ですが、純粋には森崎敏彦氏との二人です。坂出商工会議所の石井淑雄元会頭もオイスカですが、こちらは両股またがりの立ち位置です。森崎敏彦氏とこっそり「二人だけや」と、思わず顔を見合わせました。
祝宴はJR四国総務課大山真美さんの司会進行で進み、泉さんらしく来賓なし、西牧世博社長の祝辞の後、記念品贈呈をはさみ謝辞になります。この挨拶が秀逸で、私は拍手喝采、涙まででてきて感動しました。『四国新幹線構想』がこれからのJR四国、四国経済界安定の切り札だと具体的数字をあげて力説していました。今日は挨拶が出来ませんでしたが、数年前JR四国取締役会長の松田清宏様から高松栗林ライオンズクラブ例会で『四国新幹線構想』講演を聴きました。
『四国新幹線』はJR四国のものではなく国のモノで、その運用を託されるのがJR四国。新幹線開通で特急がなくなり、ローカル便がもっと頻繁に運行できる。都市間交通が盛んになり、地域の足もより一層充実することになります。一気呵成に、『四国新幹線構想』を強く押し進めるべきです。泉雅文氏(JR四国相談役)には、明日からも高松商工会議所会頭、公益財団法人オイスカ四国支部長の役割が待っています。おめでとうございます。お招きに大感謝。そして昨年の自身祝賀会で、お呼び出来なかった方々に深謝。