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高松市議の職員へのパワハラ問題を大西秀人高松市長がただす
先の小欄で広島県安芸高田市長・石丸伸二氏について、誠に希有な首長だと紹介しました。地元から京都大学へ、民間企業(三菱UFJ銀行)から市長に転身したわけだが、保守最大会派に所属するベテラン市議に、まるで説教するような論調で答弁している。この様子を地元放送局が撮影し、YouTubeに投稿している。この類いの投稿が、何本もあり、時の経過と共に増えているのだろうか。

ユーチューブで、『安芸高田市長』とか『石丸伸二』で検索をかければ出てくる。パソコンやタブレット、スマートフォン(スマホ)ではインターネットで検索すれば良い。前回も紹介したが、TVに『グーグル・クロム・キャスト』(アマゾンでも販売している)を接続すれば、古いTVでも見られる。勿論新しい専用ユーチューブ付きTVは何もせずに、ユーチューブCHを見ることが出来ます。面白いですよ。

石丸伸二氏は、先の2019年の第25回参議院議員通常選挙において起きた河井克行・河井案里夫妻による公職選挙法違反事件で、今年3月の被告人質問になったタイミングで、河井被告は突然、議員辞職。「お金で人の心を『買える』と考えた自らの品性の下劣さに恥じ入るばかりです」との所感を発表した。 同時に法廷でも、一転して大半の買収を認め出した。

この事件に連座した現職市長の辞任に対して出直し選挙が行われたが、候補者が一人だったことから、銀行を辞職し市長選に挑戦し、見事に当選した背景がある。地方政治において、新人議員や新人首長は、その地の『ベテラン議員群』の顔色を見ながら自らの進退を決めざるを得ない。それが広島県でも弱小の『安芸高田市』という島根県に接する山深い市で、出直し選挙というある種異常な社会情勢の中で当選した。

そこにはバンカーとして、海外駐在を経験した『合理的エリート』には、自らの耳目を疑うことが山積していた。議会中の居眠り、『是々非々』という都合の良い不文律等、『根回し』不足と罵られ、自ら全国公募した『副市長』就任の議会拒否と、両者の対立は根深いし今後も続くと思われる。初当選から2年、新市長の任期後半がはじまっている。対立が表面化する中で、市民は市議会や市制をを注視するようになってきた。

翻って高松市議会を見てみよう。大西秀人高松市長が、少数会派の新人議員(36)の言動に『言動不適切』として、高松市議会に適切な対応を求めた申し入れについて、市議会は31日、白石義人議長名で「市議の言動は不適切であった。議会として再発防止に努める」などとする回答を大西秀人高松市長宛に文章で行った。市長は「迅速、適切に対応して頂き、お礼申しあげたい」と述べている。

私も報道されている範疇での意見ですから、大はずれもあるかもしれませんが、会派からの要請で職員が7月5日(水)に放課後児童クラブの民間委託を説明した際、議員から虚偽説明をしたと威圧的に言われ、翌日の委員会でも同様の発言を繰り返させた。職員はストレス障害、睡眠障害と診断されたとしている。

語気が強くなった点に関して謝罪した市議は、「議員の職責として今後もいろいろ質問させていただくと思うので、引き続きご回答をお願いします」などと話したという。意趣返しかと勘ぐる発言で、高学歴(京都大学法学部卒)の若者の、市職を下に見た発言のように私には聞こえる。萬民(ばんみん)の上に位(くらい)する者、己を慎み、品行を正くし、驕奢(きょうしゃ)を戒め、節倹(せっけん)を勉め、職事を勤労して人民の標準となり、下民(かみん)その勤労を気の毒に思うようでならでは、ならないと西郷南洲翁は書き残している。

私はこの議員の言動をどうこう言うより、大西秀人高松市長が職員を守ったということを高く評価したい。先の広島県安芸高田市長・石丸伸二氏は新人、大西市長はベテランだがそんなの関係ない。自らの思うところを、精一杯やって下さい。そうそう明日は、高松トライアスロンが行われる。曇りだと良いな。これも全国区高松の、シンボルイベントです。


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| 社長日記 | 08:15 AM | comments (0) | trackback (0) |
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