2023,10,01, Sunday
秋季四国地区高校野球香川県大会6日の10月1日、ベスト8を目指した第3回戦で、高松商はレグザムBP丸亀の第2試合で丸亀城西と対戦し、1対5でまさかの大敗を期した。前の2試合を共に5回コールド勝ちし、『お代を返せ』と言った私のせいです。2回表に3安打しながら1点に留まったのが、敗因の一つかもしれません。
高松商は、攻守共に悪くはなかったのです。点差は1対5ですが、安打は高松商の8安打に対して丸亀城西は9安打です。その丸亀城西は6回2アウト1・3塁で8番藪内選手に中前安打されて2失点。7回は1番新井選手の三前安打から2番浜野選手のバントを野選、3番佐農選手が犠打で1アウト2・3塁。4番大原選手が左翼に2塁打。高松商の守備がもたつく間に3進。二打点をあげて、1アウト3塁。続くスクイズを外しながら、3本間で2年生の佐竹泰晴捕手が落球、走者ホームインで5点目の失点。 丸亀城西は内野を切り裂く打撃が、印象的だった。高松商の先発佐藤晋平右腕も決して悪くはなかった。6回まで6被安打8奪三振4与四死球、真っ直ぐは144kmもあったが、ここ一番抑えきれなかった。佐藤晋平右腕が2失点、7回から登板した末包旬希投手が3失点(自責点2)。二人で5失点だから、攻撃で頑張れば勝機は十分あった。特に5回6回は三者凡退。その前後も4回四人、7回も四人で終わっていた。 夏の県大会で3回戦敗退から、早めの新チームを立上げ、経験者も複数残り期待が大きかっただけに、今日の負けは観ていたOBもショックを隠しきれない。単打に徹した打撃が印象的だったが、ここ一番、1・2塁間三遊間を切り裂く安打がもっと欲しかった。2年生は、浅野翔吾選手をみてきた。彼の長打の魅力は、鍛錬したあの身体が生み出したモノだ。 今季から、飛ばないバットに変わったと聞きます。過去はセンター前ヒットを良しとしていましたが、最近の守備は2塁ベースに張り付き、そのためベース間が広く開いている。痛打でここを破るバッティングを、期待したい。時間があるため、チームづくりや課題解決にじっくり取り組める。有望な1年生がどう育つか、春が楽しみだ。 |