2023,10,08, Sunday
ラグビーのワールドカップ(W杯)フランス大会の日本は準々決勝進出を懸け、8日にナントで1次リーグD組最終第4戦でアルゼンチンと対戦し、39-27で惜敗した。決勝トーナメントには、出られない。ラグビーフットボールは体力消耗戦で、試合間隔が1週間程度あく。そのためTVも日本チームの応援特集を流し、ラグビーを知らない国民も、大いに盛り上がった試合になった。
開始早々アット言う間に先制された日本チーム、劣勢ながら一時27-29の2点差まで追いついたが、一度もリード出来ず、強豪の前になすすべがなかった。それでもほんの少しの差に過ぎないのだが、ここ一発トライまで持ち込めない。アルゼンチンの流れるようなトライと、ほんの少しだけ違う。 アルゼンチンは『サッカー』か『ラグビー』かと言われるほど、国技に近いラグビー競技だが、個体別にみても身体が大きくヒジカルも強い。一対一ではまず叶わないが、それが15人でまとまれば勝てると『ワンチーム』の選手たちは信じていた。スタッフも応援団も、また多くの国民でさえも世界では勝てないと言われ続けたラグビーW杯だが、前回ベスト8に入っただけに、今大会に懸ける日本チームへの期待は大きかった。 ほんの少しの差が大きな結果となる国際試合、前回大会より日本チームは進化したと私も感じていました。日本チームに外国人のガタイの大きな選手がいて、頼もしいなと感じていました。日本国籍を取得した外国人ですが、決してにわかに輸入したわけではなくて、出身高校はリーチ・マイケルが北海道の東海大付属高だったか、多くが高校生の年から日本で暮らしています。それに比べて日本の高校では、野球やサッカーに劣後してラグビー人口は底辺が狭い。 特に香川県は、ラグビー部のある高校は僅か2校。1校では試合も出来ない。野球やサッカー人口は、それなりに多い。私がラグビーに親しんだのは大学からで、その頃の明治大学は早稲田大と並び関東ラグビーリーグ戦や、大学選手権でも大いに活躍。今は帝京大や関東学院が強く、関西も、同志社や立命がやられている。当然中高生の底辺が広がると、自ずと頂点も高くなる。 さてワンチーム(今大会はアワチームとも呼ばれていた)の試合内容ですが、詳しくは多くの日本人がTV中継でご覧の通り、それ以上はまたマスコミ報道を見て下さい。レメキ選手の『ドロップゴール』や、代役で入ったスクラムハーフ背番号9齋藤直人選手のバックキックや、全体を通じてのボールコントロールを通じた活躍など、箇所箇所では大活躍があったが、全体を通じてアルゼンチンが一枚上だった。負けたがワンチームのラグビー試合は、面白かった。ラグビーは面白い今年12月は、早明戦を観に上京します。 |